
7月11日、公益財団法人 日本釣振興会 埼玉県支部は、入間川の支流の霞川で、オイカワの産卵床を設置した。
この活動は、毎年LOVEBLUE事業の一環として、同支部と入間漁業協同組合が協働して行っている。2018年から開始され、今年で9年目を迎えた。
今年は産卵床の設置作業に加え、一般の親子の参加も募り、みんなで出来る川耕しを遊び感覚で取り入れることとなった。

同支部は、入間市で子育て支援を行う「NPO法人AIKURU」の村野裕子さんの「幼少期に親子で川辺の活動に参加することは、自然に親しみ環境に興味を持つキッカケとなる」との考えに賛同。
そこで、比較的安全な霞川を会場に選び、親子が参加しやすい土曜日に開催。AIKURUが参加者募集も担当し、「~地球が大好きになる大作戦~『川耕しオイカワ産卵床設置の会』」と銘打ち村野さんが呼びかけると、47名もの参加者が集まった。
オイカワ、ドジョウ、メダカなど生き物がいっぱい!

当日、10時に霞川豊高橋左岸の公園に参加者が集合。
まず、川耕しにはどんな効果があるのかを説明。その後、子供達はライフジャケットを着用し、参加者全員で100m弱の区間内にある川底の石を手でひっくり返していった。

15分間の休憩を挟み、11時からは生き物ガサガサ隊とオイカワ産卵床造り隊の2つの班に分かれて活動を開始。
ガサガサ隊では、村野先生が隊長になり方法を説明。オイカワ、シマドジョウ、メダカなどの魚やアメリカザリガニ、ヌマエビ類など、たくさんの生き物を集め水槽で観察することが出来た。

オイカワの産卵床設置は入間漁協の遠藤支部長が設置場所を指示。180㎝×90㎝の木枠を組んで鉄筋と石で固定し、オイカワが好む小粒の砂礫を投入。水深50㎝以内で流速が毎秒30㎝程度の場所に、2カ所設置を行った。


豊かな水辺が、地球を愛する心を育む
霞川は家族で楽しめる親しみやすい河川だが、カワウによる食害でオイカワなどの小魚は減少傾向にある。今回、オイカワの人工産卵床を橋の近くに設置したのは、地域の人々に霞川に関心をもってもらうためだ。
同支部は、「豊かな水辺は、子供たちの郷土愛を深め、地球を愛する人々を育む場所だと思います。活動に協力していただいたAIKURU、NPO法人バーブレスフック普及協会、入間漁協武蔵支部の皆様に深く感謝いたします」とコメントしている。
【提供:日本釣振興会 埼玉県支部・編集:釣具新聞】
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