2021年11月17日(水)、(株)タカミヤは兵庫県姫路市網干区に「ポイント姫路網干店」を移転オープンさせた。
新店舗は旧店舗から約350m東、国道250号線沿いの南側にある。売り場面積は約2倍、駐車場も大幅に拡大しての移転となった。
オープン日は午前9時の開店を前に、入店待ちの長蛇の列が出来、最大で400人近くの列となった。ポイント姫路網干店では臨時駐車場を含めて可能な限り多くの駐車台数を確保していたが、想定を上回る来店者数となった。
入店の際は検温と手指の消毒、また入場制限も行われコロナ対策もしっかり行われていた。
店内は広く、明るく、見やすい売り場作りが行われていた。ジャンルも人気のソルトルアーはもちろん、バス、磯釣り、波止釣り、船、淡水などオールジャンルの釣具が揃う総合店だ。そして品揃えが圧巻だ。5万点を超えると思われるほど豊富なアイテム数で、各ジャンルの売れ筋商品もしっかりと取り扱われていた。
また、入口には木目調のテーブルがあり、一般的な釣具店ならばショーケースに入っている10万円クラスの高級リールなども、実際に気軽に手にとって試せるようになっていた。こういった「実際に商品を手にとり試せる、体験できる」というサービスは、リアル店舗にとって、今後ますます重要になってくるのではないだろうか。
レジは6台用意され、ベテランスタッフも誘導などを行っていたが、レジ待ちでも長い列が出来ていた。
その理由の1つとして、来店者の購入する商品点数が非常に多い事があったと思われる。特価品も充実していたが、品揃えの良さが購入点数の多さに結び付いていたのではないだろうか。
来店者に聞くと「シーバスもすごくいいのがある。品揃えはいいと思う。今日はすごく混んでいるけど、店も広くなったし、落ち着いたらゆっくり見たいと思います。間違いなく頻繁に来ると思います(笑)」と話していた。
ソルトルアーは特に強化!初心者の方への対応も万全!
ポイント姫路網干店の尾崎匠店長に新店について話を伺った。尾崎店長は、もともと姫路店で店長を12年経験していたこともあり、この地域の釣りのエキスパートでもある。
「新店のこだわりですが、店舗の大きさなどもそうでうすが、やはり品揃えです。中でもソルトルアーは力を入れていますし、ソルトルアーの中でもシーバス、ショアジグ、オフショア、ライトゲームは特に強化しています。店内は見やすい展示を心がけており、初心者の方が来られても、しっかりした接客とオススメ出来るタックル等も取り揃えております。初日の手応えですが、相当にあります。今後、初心者から上級者まで全ての方に満足していただけるお店を目指して頑張っていきますので、今後ともよろしくお願い致します」。
「お客様の人生と共にある釣具店」を目指す
最後にタカミヤの上田桂嗣社長に移転の経緯等について伺った。
「以前の店舗はおかげ様で繁盛店でしたが、やはり駐車場が少なく、店舗も小さいと感じていました。ですから、旧店舗からあまり離れない場所で物件を探していたのですが、幸運にも以前から良いと思っていた場所をお借りする事ができましたので、店舗を新築して移転オープンする事が出来ました。
新しいお店ですが、コロナ禍で増えた釣り人も成長されていますから、その成長に対応できる釣具店を目指しています。また、近年の当店のコンセプトでもありますが、『西日本釣り博』で感じられるようなメーカー様の想いやコンセプトがしっかりと反映できる店づくりと、一方でお客様の話をしっかり聞くことが出来る、双方向のお店を目指しています。
もともと、姫路では1997年に姫路市勝原区にポイントをオープンしました。そこから網干に移り、今回移転オープンとなりました。この姫路で25年ほど当社も商売をさせて頂いております。そして、新店はこれからも地域の方々に愛される店舗を目指していきます。お客様の人生と共にある釣具店を作っていきたいと思っています」。
オープン日はほぼ途切れる事なく釣り人が同店を訪れ、大盛況の初日となっていた。地域の釣り人にとっても、今まで以上に頼もしい釣具店が誕生した事で活性化が見込まれる。地域の釣りの注目度も高まりそうだ。
公式サイト → ポイント姫路網干店 | 釣りのポイント (point-i.jp)
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