4月2日(火)、公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部では、LOVE BLUE事業の一環として、入間川にコイの産卵床を設置した。場所は、入間市立黒須中学校の裏手。
当日は午前10時にスタッフが集合し、約1時間かけてコイの産卵床を5基設置。活動には、日本釣振興会本部から三村事務局長、入間漁協武蔵支部の遠藤支部長、おじか・きぬ漁協から田邊理事、竹嶋監事の2名、日本釣振興会埼玉県支部から吉田副支部長はじめ4名、計8名が参加した。
作業を始める前、同振興会本部の三村事務局長から挨拶。次におじか・きぬ漁協の田邊理事、竹嶋監事から「全国でも例が少ないコイの産卵床設置の視察目的で栃木県日光市より訪れました」と挨拶があり、その後、同振興会埼玉県支部の吉田副支部長から作業の手順が説明された。
産卵床を手作りし設置。コイの産卵・孵化を見守っていく
産卵床は、まず、木材に穴をあけ紐で木枠を組み立てる。その木枠にPPテープを短冊状にした産卵床と、枝で作った産卵床を取り付けて作られた。
これまではPPテープではなく自然素材で作っていたが、強度の問題、卵の付き具合などの理由から、PPテープをメインで使用し、後ほど回収を徹底することになった。
産卵床の製作については、入間漁協、埼玉県水産研究所の協力、指導の下行われた。
完成した産卵床はスタッフの手で全て設置し、午前11時頃にはすべての作業が終了した。
日本釣振興会埼玉県支部では、今後、コイが産卵し孵化するのを見守っていくとしている。
【提供:日本釣振興会埼玉県支部・編集:釣具新聞】