自然満喫!「ひむか感動体験ワールド」。釣りやアウトドアなど多彩な体験プログラム【九州リポート福岡発!】

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「九州リポート福岡発!」は、全九州釣ライター協会の会長・小野山康彦氏の連載です。公益財団法人日本釣振興会九州地区支部の活動ほか、九州の様々な情報を紹介します。

今回は、宮崎県延岡市に事務局を置く「ノベ☆スタNPO法人ひむか感動体験ワールド」をご紹介します。

2012年9月10日、宮崎県北地域の資源、自然環境、人材を活用した体験活動、観光関連事業等を通して、地域の活性化や発展に寄与することを目的とした「NPO法人ひむか感動体験ワールド」(高橋勝栄理事長)が設立されました。

「ノベ☆スタ」とは、延岡市を中心とするひむかエリア(宮崎県北地域)にある九州屈指の山・川・海が持つ卓越したポテンシャルを生かした延岡ならではのスタイルで、来訪者にアウトドアの感動体験を案内する人材(感動体験案内人)のことです。

ノベとスタの間に入る☆印はその分野で際立つスペシャリスト(スター)を意味します。スペシャリストたちは同NPO法人に所属し、山部会はトレッキングやロッククライミングなど、川部会はカヌーやSUPなど、海部会はダイビング、サーフィン、小型定置網漁、海釣りなど、様々なアウトドア活動を行っています。

釣りのスペシャリストは、全国の名人たちが集った「オールジャパングレ磯ロイヤルカップ」で4回の優勝を誇る橋本敏昭さん(全九州釣ライター協会)、宮崎県北エリアでの磯釣り、ルアー釣り、底物釣りに精通する達人の山本一郎さん(同)、宮崎県北の磯釣り界を代表する名人の1人として、地元ケーブルテレビなど釣り番組の出演も多い宮原勇健さんの3人です。

「ノベ☆スタカップ」も大好評。2022年は3年ぶりに開催

「第8回ノベ☆スタカップ・グレ釣り選手権」の参加者
冠大会の「ノベ☆スタカップ」も開催。2022年に行われた第8回大会には各地から参加者が集まった

2013年11月4日には冠大会の「第1回ノベ☆スタカップ・グレ釣り選手権」(全九州釣ライター協会後援)が開催されました。会場は、「日本一グレ釣りが難しい島野浦道場」とも呼ばれている延岡市の島野浦(島浦島)です。

厳しい釣りを強いられる釣り場でありながらも著名な案内人たちと交流できる釣り大会とあって、定員60名枠が県内外からの応募で早々に埋まりました。

参加者の感想は、「名人の釣技が参考になった」、「ひとりで参加したが、丁寧にサポートしてくれたので安心して楽しむことができた」等々、大好評でした。

以後、この大会は初心者からベテランまで広い支持を集めるイベントに発展。コロナ禍で一時中止したのち、2022年10月23日に3年ぶりに開催した第8回大会は入賞のほか、延岡市長賞、レディース賞、ブービー賞、ファミリーやペアでカヌー体験ができるひむか感動体験ワールド賞なども贈られて大いに盛り上がりました。

「第8回ノベ☆スタカップ・グレ釣り選手権」の上位入賞者
「第8回ノベ☆スタカップ・グレ釣り選手権」の上位入賞者

釣り未経験でも安心!多彩な体験プログラム

多彩な釣り体験プログラムも人気です。県外の女性が「釣りがしてみたい」とひとりで参加した防波堤釣りでは、55㎝のボラや26㎝のグレを釣るサポートをして喜ばれました。

また、ふるさと納税の返礼品としてひむか感動体験ワールドのアウトドア体験で名古屋市の家族7人が2泊3日の日程で延岡に滞在して釣りを楽しむなど、数多くの人が気軽に釣りを体験しています。

釣り体験プログラムに参加した親子
釣り体験プログラムに参加した親子。「感動体験案内人」が体験をサポートしてくれる

アウトドアに関する情報が一元化され、感動体験をサポートしてくれる案内人の紹介、宿泊先や移動手段の手配、飲食店の案内など延岡を満喫するためのあらゆる情報を得られることが利用者には最大のメリットとなっています。

恵まれた自然環境を後世に残すための環境維持保全活動や、交流人口の増加を図るための活動等を推進することで継続的に地域に貢献している「ノベ☆スタNPO法人ひむか感動体験ワールド」は設立10年を経て、さらなる発展を続けています。

問い合わせ先
NPO法人ひむか感動体験ワールド事務局
(☎0982・2‌9・3‌8‌3‌5)

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