フィッシングマックスが取り組む「SDGs」8つの目標
フィッシングマックスでは、水辺の清掃活動がSDGsの目標14「海洋資源の保全」に該当する活動であり、「持続可能でよりよい社会の実現を目指す」というSDGsの主旨に賛同し、他の項目でも出来る事から積極的に取り組む事となった。現在(2020年)、SDGsの8つの目標に取り組んでいる。
順番に見ていくと目標1の「貧困」では、防災備蓄が社会貢献になるとして注目されている、パン・アキモトの「救缶鳥プロジェクト」に参画している。
これは、フィッシングマックスが保管している非常食を、半年の賞味期限を残して、世界の飢饉や災害で苦しむ人に贈るという活動だ。
目標3の「保健」では、フィッシングマックス内の敷地でスタッフによる喫煙は全面禁止(お客さんが喫煙できる場所が併設されている店舗はあり)となっている。
また全国健康保険協会が行う「わが社の健康宣言」の認定を受けている他、健康経営優良法人の取得を目指すなど、従業員全員が健康に働ける環境を整えている。
目標3では「リレー・フォー・ライフ」への参加を行っている。「リレー・フォー・ライフ」とは、がん患者やその家族を支援する活動だ。
目標4「教育」では、芦屋市には8つの小学校があるが、学童保育に協力し、釣りの教室を行っている。釣り方以外に毒魚に関する情報提供等も行っている。子供にも人気の活動だそうだ。
目標8の「働き甲斐」では、優良法人取得を目指す取り組みのほか、定年者の再雇用や障碍者の雇用も行っている。
また、従業員の待遇改善はもちろん、スキル向上のため会社負担で社外セミナーの受講も数多く行っている。
ほか、外国人実習生の受け入れも行っており、ベトナム人の実習生が3名働いている。実習生は皆、非常にまじめで優秀だそうだ。
目標11の「持続可能な都市」では、大阪府など自治体が推進する「こども110番」に協力。大阪府下や神戸市の既存店舗や車両が登録され、地域の子供達の安全を守っている。
また、地域社会との繋がりとしては、芦屋市の少年野球チームの大会協賛等を行っている。さらに高石市のサッカーチームが主催する大会にも協賛している。
目標14番の「海洋保全」は、先ほどの清掃に加え、稚魚放流への協力も行っている。
目標17番の「パートナーシップ」では、P&N(ピースアンドネイチャー)という国際NPO法人の活動に協力。次世代のグリーンリーダーの育成を支援する。
同社が行う主な項目を紹介したが、こういった地域や社会に貢献する様々な取り組みをフィッシングマックスでは行っている。
SDGsへの取り組みは、一過性のものではなく、今後も継続していくものだ。
フィッシングマックスでは、「地域の方々から後ろ指をさされているようでは商売は成り立たないと思います。当社も釣具業界だけに関係するのではなく、当然社会の一員ですから『あの会社があるから地域が更に良くなったね』と言われるよう、今後も努力していきます」としている。
こういった社会貢献の取り組みを継続し、広く知ってもらう事は、その企業にとっても従業員の満足や人材確保の面でもプラスになる事が考えられるだけでなく、釣り全体のステータス向上にも繋がると思われる。
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