【フィッシング遊】環境保全の取り組み「釣人の森」植栽事業、様々な樹木90本を植樹

ニュース
「釣人の森」で植栽事業を行ったスタッフ
「釣人の森」で植栽事業を行ったスタッフ

30周年記念事業の一環として始まった植樹事業も今回で最後の5年目。大台町役場と宮川森林組合の協力の元、90本を植樹

 釣具の大型量販店「フィッシング遊」を展開するアサヒレジャー(三重県松阪市本社・上野精一代表)では、三重県多気郡の大台町役場と宮川森林組合協力の元、2020年12月5日(土)に「釣人の森」の植栽事業を行なった。

 30周年記念事業の一環として始まったこの事業も五カ年計画で行ってきたが、今年で最後の5年目となった。

 今回はアサヒレジャーの従業員14名が集合し、アオダモ、ウリカエデ、クマシデ、クリ、ケヤキ、コナラ、トチノキ、ヤマザクラ、クロガネモチなど90本の植樹を行った。

植樹する風景
CO2削減などを目的に植樹が行われた
植樹する風景
この植栽事業は近隣の雨水の浄化能力向上も目的としている
植樹を行なう様子
植樹を行なう様子

 この事業は「カーボンオフセット(CO2の相殺)」を行うと同時に、CO2の削減能力の高い広葉樹の森を広げ、宮川の周辺の雨水の浄化能力向上を図り、宮川だけではなく注ぎ込む伊勢湾の環境向上にも貢献することを目的している。

 「カーボンオフセット」とは、排出した二酸化炭素を植樹やクリーンエネルギー事業にて吸収しようとする考え方だ。

 今回、地球温暖化問題とりわけCO2削減に貢献することによって、現在の釣り人達に環境保全の意識をより高く持つきっかけづくりを行い、未来の子供達、釣人に受け継いでいければと考え、大台町が推進する「オフセット・クレジット(J-VER)事業」に参加、J-VER事業の一環である「カーボンオフセット」活動に貢献している。

 アサヒレジャーは、2016年に創業30周年の記念事業として植栽を開始、植栽を行った場所を「釣人の森」と命名している。

様々な樹木が90本植樹された
様々な樹木が90本植樹された

 5年目ということで今まで毎年植栽を行った場所の成長過程も確認でき、順調に育っていることを嬉しく感じるとともに、自然の力の凄さを改めて感じる事業となった。

 今年は台風が少なかったものの、各地で豪雨被害や酷暑日などが多く発生し自然の脅威を感じる1年となった。

 様々な環境問題がすぐに解決することはないと思うが、アサヒレジャーは、今後もほんの少しでも地球環境の改善に貢献できるように、このような環境事業に挑戦し、未来に繋げていきたいと思っている。

 フィッシング遊 https://fishing-you.com/

 【報告:アサヒレジャー・編集:釣具新聞】

関連記事

「大きくなってね!」宮城県の2カ所でマダイの稚魚を放流。地元の園児40名も参加し、魚の子供達は元気に海へ【日本釣振興会】

約30ℓの大容量。釣具の収納に便利な「ドライバッグMQー01β/PAー01β」

横浜で釣りと夜景を堪能、最後は快適な宿泊を!釣具のキャスティングがドーミーインとコラボし釣りツアーを開催

【海野徹也】魚に愛、自然に感謝、釣り人に幸。「初期減耗と種苗放流」~魚たちは実に厳しい世界を生き抜いている~

創立45周年「第44回公募東洋魚拓拓正会展」アート魚拓の展覧会を大阪で開催

【モーリス】「VARIVAS・スーパートラウト アドバンス エクストリーム ショックリーダー・ナイロン」ネイティブトラウト専用ショックリーダー

東京都中央区主催、(公財)日本釣振興会協力「親子キス釣り体験教室」開催。応募者多数、競争率は17倍に

「キャスティング多賀城店」宮城県多賀城市に新規オープン。地域の釣り人の需要に応える店舗