6月13日、「イチバンエイト・インショアフィッシングトーナメントin宮津2024」が、京都府宮津市にある田井宮津ヨットハーバーを会場に開催された。
このイベントは大阪、兵庫、京都で大型釣具専門店を展開するイチバンエイトグループも推しているインショアゲーム(近海や湾内で手軽なタックルを使ってショア感覚で楽しむボートゲーム)の普及や、開催地である宮津市の地方創生の一環として、地域の活性化や宮津市と釣具業界の新たな繋がりを作る事を目的に開催された。
宮津市は天橋立など有名な観光名所もあるが、昔から釣り人に人気の場所だ。釣れる魚種も多く、青物、キス、チヌ、グレ、サバなどが釣れる。今年(2024年)7月には市制70周年として航空自衛隊機による「ブルーインパルス展示飛行」も行われるなど話題の場所だ。
さて、イベントには釣り関係者約50名が参加。前日には前夜祭も行われ大いに盛り上がった。釣りの当日は快晴で絶好のインショアゲーム日和となった。
大会はチーム戦で釣ったキスの5尾重量で競われる。11隻のボートが宮津湾でキスを狙い、出船した。
当日はキスの釣果は小型が主体で、それほど良い状況ではなかったが、それでも入賞チームは良型のキスを次々と釣っていた。
また、釣りガールのフッチー(渕上万莉さん)も釣り番組の撮影を兼ねて大会に参加し、見事にキスを釣り上げていた。
午後1時が帰着の時間となるため、12時半を回るとボートが次々と港に戻ってきた。
昼食を済ませた後、表彰式となった。
表彰式の前に地元、宮津市長の城﨑雅文市が会場を訪れ下記要旨の挨拶を行った。
「宮津市にお越し頂き有難うございます。宮津市は日本三景の天橋立はさることながら、今年市制70周年を迎え飛躍の年にしたいと考えています。来月には記念イベントとしてブルーインパルスも飛んできます。釣りも楽しんで頂き、また宮津市にも来て頂きたいと思います」。
その後、表彰式が行われた。
優勝は、ささめ針と宇崎日新の合同チームとなった。優勝インタビューでは「たまたま山南町のチームとなり、参加者の中では宮津市に一番近い二社だと思います。宮津湾にもたまに釣りをしに来ていますので、運よく釣れたと思います」と話していた。
入賞者にはトロフィーと、またイベントに協力している宮津市の特産品も贈られた。地元の日本酒、米、ワイン、カレー焼きそばなどがあり大いに盛り上がっていた。
最後にイチバンエイトグループの八尾栄一社長より「城﨑市長、有難うございました。ぜひ、こういった大会をこれからもイチバンエイトグループで行い、釣りや地域を盛り上げていきたいと思います。参加者の皆様も2日間、楽しい大会になり有難うございました。また、これからも宮津にぜひ遊びに来て下さい」という挨拶が行われ、イベントは終了した。