【釣りを活用して地域活性化】フィッシングショーOSAKAの地方創生ブースで地域の魅力をPR!釣りファンも興味津々!

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フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
フィッシングショーOSAKAに設けられた「地方創生ブース」。多くの来場者がそれぞれのブースを訪れて賑わっていた
フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
ブースでは子供も楽しめる企画などいろいろなイベントを行う自治体もあった

2月2―4日(2日は業者商談日)、大阪南港・インテックス大阪で開催された「フィッシングショーOSAKA2024」は3日間合計で4万6000人以上が来場し、大盛況で終了した。

関連記事 → 【フィッシングショーOSAKA2024結果解説】来場者数も増加で大盛況!海外業者の姿も目立つ、日本の釣具人気実感 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト (tsurigu-np.jp)

フィッシングショーOSAKA2024の様子
会場となったインテックス大阪6号館Bゾーンの様子(写真左奥が地方創生ブース)。この他、6号館Aゾーン、3号館、4号館で開催されている
フィッシングショーOSAKA2024の様子
毎年大人気の釣具業界最大級のイベント。2日は終日業者商談日、3―4日が一般公開日だ

今回のフィッシングショーOSAKAでは、新しい企画として「地方創生ブース」が設けられた。

これは、釣りを活用した地方創生を行っている、もしくは行おうとしている地方自体等にショーに出展してもらい、それぞれ地域の魅力を来場者等にPRしてもらう取り組みだ。

フィッシングショーOSAKAには関西の釣りファンが毎年大勢来場している。そういった来場者に向けて、それぞれの地域に来てもらうよう地域の魅力をアピールしてもらい、地方創生に結び付けてもらう事が狙いだ。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブースのチラシ
地方創生ブースでは、釣りはもちろんそれぞれの地域の特産品等のアピールも行われた

フィッシングショーOSAKAの来場者にとっても、一度は行きたいと思っていた地域や、魅力的な釣り場がある地域の情報を得る事が出来ると好評だった。

北海道から九州まで11の地方自体等が出展、地域の魅力をPR!

今回、「地方創生ブース」に出展したのは全国11の地方自治体等だ。北は北海道の室蘭市から、南は長崎県の五島列島(五島市)まで、幅広い地域からの出展となった。

それぞれのブースで、釣りファンに地域の魅力をアピールしていた。釣り人にはなじみのある場所も多く、ブースを訪れる人数も多かった。

以下、出展したブースを紹介する。

まずは高知県の南西部にある宿毛(すくも)だ。グレ釣りのポイントなどで釣り人の間では知名度が高い。ブースでも大型のグレのオブジェが飾られていた。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
フィッシングパラダイスすくも(高知県)のブース

続いて、高知県の幡多(はた)地域。「幡多」は高知県西南地域の四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、三原村の6つの市町村からなる。自然も豊かで、魚もたくさんいる地域だ。四万十川も釣り人があこがれる川の1つではないだろうか。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
幡多(はた)広域観光協議会のブース

さらに、高知県のブース。高知県は大阪からだと車で3時間半から4時間ほどで到着。昔と異なり高速道路も繋がっているので、アクセスも良い。飛行機だと高知空港から関西国際空港まであっという間だ。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
高知県のブース。釣りはもちろん、坂本龍馬やカツオ料理など地域の魅力をPRしていた
フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
室蘭観光推進連絡会議のブース

場所は大きく変わって、北海道の室蘭市。札幌から南に車で2時間ほどの場所で「ロックフィッシュの聖地」として知られている。下記の記事も参考にして欲しい。釣りを観光資源として捉え、手ぶらで楽しめるツアーを行っている。

関連記事 → 大好評「室蘭de手ぶらフィッシング」。釣りを観光資源に!手ぶらで楽しめる釣りツアーを提供 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト (tsurigu-np.jp)

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
五島市のブース。福江島などがある下五島に位置する

続いては、釣りの聖地「五島列島」の五島市。グレ、ヒラマサなど記録級の魚の宝庫だ。近年ではNHK朝の連続テレビ小説の舞台にもなり、観光客も更に増えたそうだ。

関連記事 → 「釣りの聖地・五島列島」。長崎県五島市の野口市太郎市長を取材「釣りは大切な観光資源」。平和卓也プロも推薦「釣り人の夢の魚が全部いる!」 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト (tsurigu-np.jp)

続いて紹介するのは、和歌山県南西部にある和歌山県すさみ町。太平洋に面する町だ。関西の釣り人には、おなじみの町かもしれない。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
和歌山県すさみ町のブース

そして、フィッシングタウン串本もブースを出展。和歌山県、そして本州最南端の町である串本町。グレ、アオリイカなど釣り場としても非常に有名だ。下記の記事もぜひご一読を!

関連記事 → 【釣りは観光資源の主力】和歌山県串本町。起きて30分でカジキもアマゴも釣れる!釣り人の天国がここにあった | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト (tsurigu-np.jp)

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
フィッシングタウン串本のブース。ウミガメも登場、例年大人気のブースだ

続いては、南伊勢町観光協会・五カ所湾釣船会ブース。釣り場や釣り船も多い地域だ。人気ブースとなっていた。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
南伊勢町観光協会・五カ所湾釣船会ブース

次に、天橋立で有名な京都府宮津市。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
京都府宮津市のブース

最後の、兵庫県釣の淡路島の南端にある「南あわじ市」。釣り場が多いのはもちろん、有名な海上釣り掘りもある。特産品であるたまねぎのアピールも行われていた。

フィッシングショーOSAKAの地方創生ブース
南あわじ市役所のブース

興味のある人に地域の様々な情報提供が出来る有意義なイベント

今回、出展していた五島市に話を聞くと、「一般的なイベントでは五島列島がどこにあるのか、どのような場所かをご存知ない方も多く、最初に地理的な事を説明する場合が多いのですが、フィッシングショーOSAKAに来られる方は、ほとんどの方が五島列島を知っておられます。さらに『一度は行ってみたいと思っている』という方が多いです。そういった五島列島に興味のある方々に、いろいろな五島市の情報を提供できるので、とても有意義だと感じています」と話していた。

ショー終了後に出展社に回答してもらったアンケートでも、ブースの訪問者数について期待以上が8割以上で期待以下はゼロ。全体を通じた満足度も期待以上が7割以上、期待通りが3割弱、期待以下はゼロと出展社側にとっても有意義なイベントだった事がうかがえる。

また、地方創生ブースの出展を機に、フィッシングショーOSAKAに出展している釣具メーカーとも接点が出来る。多くの釣具メーカーが様々な場所でイベントを開催しているため、イベントの誘致も地域活性化には有効だ。

フィッシングショーOSAKAの「地方創生ブース」は来年も設置予定だ。

出展希望や問い合わせは、ショーの主催者である大阪釣具協同組合(TEL: 06-6531-0987)まで。

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