【マルシン漁具】龍神元気社長、「三方よし」で会社を伸ばす

スペシャル ニュース

低価格でクオリティが高く、その上スピードが要求される

ドラッグジグ
マルシン漁具のメタルジグ。リーズナブルだが使いやすくて良く釣れる

 毎年、多くの商品をリリースする同社だが、商品開発についての考えを伺った。
 
 「商品開発についてですが、今の時代は低価格でありながら、クオリティの高さとスピードが求められていると考えています。
 
 今はただ安いだけでは、お客様に買ってもらえません。パッケージも含めた商品のデザインも重要で『安いからデザインはそこそこで良い』といった考え方では、通用しにくい時代です。
 
 『安くて良い商品』を提供する事は、どの会社も目指されていると思います。当社はこれに加えて、スピードを重視しています。他社が発売に半年掛かる商品を、当社は1カ月で発売するといった、スピード感を大切にしています。『早く、早く』という事は、会長も常に言い続けてこられた事です。今後ますますスピード感が求められると思っています」
 
 マルシン漁具の商品は釣具店にとって、利益の取れる商材としても人気がある。

マルシン漁具のバリューJIGヘッドDART
バリューJIGヘッドDART
マルシン漁具のタチウオテンヤダート
タチウオテンヤダート

安いけど安売りではない。「三方よし」の精神を大事にする

 ただ、マルシン漁具はいわゆる安売り業者ではない。同社はいつも「三方よし」の精神を大事にしている。まず、商品を仕入れてもらえる取り引き先にしっかりと利益を取ってもらう。一般ユーザーは良い商品を安く手に入れる事が出来る。そして、マルシン漁具も利益をきちんと取って、それを社員や取引先に還元していく。こういった「三方よし」の考え方を今後も続けていきたいとしている。

中長期では、多くの人に釣りをしてもらう仕組み作りが必要

 「最後に、中長期の考えとしては、ユーザーがより快適に釣りをしてもらえる環境を、釣具業界全体で作っていく事が大事だと思います。少子高齢化も進みますから、釣具業界から仕掛けていって、多くの人に釣りをしてもらう仕組みを作る事が、必ず必要になると思います。もちろん、魚を増やしていく事も大事です。当社もこういった思いで、(公財)日本釣振興会に毎年寄付をさせて頂いています。

 会社としては、引き続き、販売店様にも利益をしっかり取ってもらい、ユーザーにも安心して低価格で良い物を使って頂けるような商品を提供し続けていきます。

 また、『マルシン漁具』、『ドラゴン』といった社名やブランド名を見て、『安くて品質の良い釣具だ』とイメージして頂けるよう、知名度を高め、ユーザーの数を増やしていければと思います。最終的には、お客様にいかに喜んでもらえるかが大事ですから、今後もお客様に喜ばれる商品を、出来る限り低価格でご提供していきます。今後ともご指導を宜しくお願い致します」

マルシン漁具公式ホームぺージ → http://www.mr-dragon.jp/

2 / 2
前へ

関連記事

【ハヤブサ】「濁り潮ストロング」荒天後の濁りに効く針

魚が釣れるタナは水温、潮流の速さ、水の透明度でどう変化する?タナを見極めて釣果アップを狙おう!

【ダイワ】「ラテオR」シーバスのスタンダードシリーズが大幅に進化して登場

【高本采実さんにインタビュー】「4コマ水産学」が話題の釣りタレント。魚の生態から釣りの魅力を発信!

お子さんにもマイタックルを!人気キャラクターをデザインした「ポケモンキッズロッド スピンキャスト」

釣りを妨げる不快な虫を寄せ付けにくくする、自然成分100%の虫よけスプレー「釣場の虫バリアミスト」

【明邦化学工業】「バケットマウスBM-7000SPカラー」2色の限定カラー

【ハヤブサ】「ジャックアイマキマキ」誰でも巻くだけで手軽に魚が釣れる!