ずっと釣りを楽しむために!「マナーや釣り場に対する考え方と責任」【奧山文弥・理想的な釣り環境】

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コロナ禍で釣り人が増え、ここ2年間各地で賑わいを見せているようですね。それまで釣りをしなかった人が「釣りなら」と始めることは嬉しいことです。

また90年代の頃の釣りブームで釣りをやっていたけれど、その後やめていた人が古い道具を持ち出して釣りを再開したら面白くてまたハマってしまった、というケースもあるようです。

いずれにせよ釣りの魅力を多くの方々に知っていただくことになるので理由はどうであれ、歓迎すべきことです。

釣り人が多くなればなるほど持ち上がるのは、他の釣り人とのトラブルや釣り場環境に関わるトラブルです。

本栖湖
釣り人が増えると様々なトラブルが増えるが…。写真はヒット率は極端に低いが環境抜群、他人とのストレスが全くない本栖湖

釣りにはルールがあって、それは守らなければならないものだと知らない人もいたり、人間性の問題で、マナーが悪い人も少なくありません。

このうち後者は厄介です。よく聞かれる「マナーを守ろう」とか「マナー違反」とかいう言葉は使い方が間違っていると思います。

マナーとルールは違うのです。マナーとはしつけのことです。その人が育った環境、受けた教育で良くなったり悪くなったりします。

他人への配慮をする人しない人、協調性のある人ない人、独占欲の強い人などなど…、1人で釣りをしていれば全く問題ないのですが、混雑する釣り場でそれが発揮されると、それは他人に迷惑をかけることになります。

日本には武士道というものがあり、かっこ悪いことはしてはいけない、他人に迷惑をかけてはいけないという教育があるにもかかわらずです。

理想は釣り初心者に案内出来る釣り場

特に放流マスに群がる釣り人はえげつないです。

毎年春、各地でそういう風景が見られていることでしょう。釣るために放流する。釣ったら殺して持ち帰る。これをプット&テイクと言いますが、食べるために命に感謝していただくという綺麗な言葉は見つかりません。

解禁日の川の様子
釣りに対する考え方は人それぞれだが…。尾数制限がないのが不思議

河原で魚をさばき内臓はそのまま捨てていく、注意したらカラスが食うからいいんだと開き直る。逆切れされないだけマシですが、それはマナーではなくルール違反です。生ゴミ投棄、そして野生動物の餌付けは禁止されていますからね。

災害時に助け合うほどの我が国民が、こと釣りになるとなぜこんなに強欲になるのかと呆れたり悲しくなったりします。時にはうんざりします。

こういう釣り場には初心者や、釣りを始めたばかりの方々を案内できません。なぜって、いつもは釣りのかっこいいこと、ロマン溢れることを言って誘っているのですから。

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