【号外】釣りフェスティバル2021 in Yokohamaの開催中止が決定

スペシャル ニュース
釣りフェスティバル2020の様子
今年(2020年)1月に開催された「釣りフェスティバル」の様子。釣りの新製品展示だけでなく、アウトドアや釣りにまつわる食文化も切り口にして、大好評のショーだった

来場者、出展社、関係者の安心・安全を最優先に考慮し中止を決定

 (一社)日本釣用品工業会では、2021年1月22―24日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい)で開催を予定していた「釣りフェスティバル2021 in Yokohama」の開催中止を決定した。

 「釣りフェスティバル」は2020年より名称も新たに、従来の釣り具の新製品を展示するショーに加えてアウトドアや釣りにまつわる「食」を切り口とした新しい試みも行われて開催された。

 入場者数は3日間合計で4万4293人と前年を大きく上回る集客数となり、ショーとしても成功していたイベントだった。

 しかし、ショーの開催後、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、多くのイベントが中止を余儀なくされた。釣具業界でも2020年3月に開催が予定されていた「西日本釣り博2020」や「ザ・キープキャスト2020」等が中止となった。

屋内のイベントは基本的に定員の50%以下に。従来通りのショーは開催不可能

 現時点(2020年6月19日)ではイベント開催制限における段階的な緩和の目安等が発表されているが、屋内のイベントは基本的に定員の50%以下にする目安が発表された他、様々な感染拡大防止対策が必要であり、従来と同様のショーを開催するのは不可能だ。

 (一社)日本釣用品工業会では、様々な角度から検討を行った結果、2021年の開催については中止の決断を行った。以下は日本釣用品工業会の発表の要旨。

「釣り文化の創造を図り、人々の健康な心と体を育む」の理念に沿って、釣りの楽しさを随時発信

 当工業界では国の『新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言』が出された事を受けて、「釣りフェスティバル2021 in Yokohama」の出展申し込み等のスケジュールを変更しながらも、予定通りの開催を目指して準備を進めて参りました。
 
 しかしながら、緊急事態宣言が解除された現在も予断を許さない日々が続いています。 

 このような状況を鑑み、出展社、来場者および関係者の皆様の安全と安心を最優先に考慮し、2021年1月の開催を中止とすることを決定致しました。
 

 なお、主催者といたしましては、この開催中止を受けて「『釣り文化』の創造を図り、人々の健康な心と体を育む」とした開催理念に沿って、今後「より広く、より深く」釣りの楽しさを発信する取り組みを随時お知らせしてまいりますので、引き続きご協力をよろしくお願いします。

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