「釣りもキャンプも」両方楽しむファン増やす!ナチュラムが「touch t‌h‌e  o‌utdoor   (タッチザアウトドア)2022」を開催

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来場者がアウトドアブースと釣りブースを行き来するようなイベントに…

最後に、ナチュラムの担当者に話を伺った。

キャンプをしている人にも釣りをしてほしい、釣りをしている人にもキャンプをしてほしいという思いで、このイベントを開催しています。キャンプをしている人に話を聞くと、『釣りをしてみたい』といった人は本当に多いです。潜在的な釣りファンは多いと思われます。

タッチザアウトドアの釣りブースの様子
釣りブースの様子。釣具メーカーからは10メーカーが出展していた

本当はもっと多くのメーカーさんを呼んで、会場も大きくして、来場者が釣りブースとアウトドアブースを行き来するようなイベントにしたいと考えています。ただ、会場選びも難しく、主催者側の経験値もまだ低いので、急に規模を広げるのではなく、来年以降は段階を踏んで少しずつ大きくしていきたいと思っています。このイベントが今後、アウトドア業界と釣り業界の交流のキッカケにもなれば、とも考えています。

今回、初めて釣具メーカーさんに出展して頂きましたが、このイベントの来場者はアウトドア好きのファミリー層が多いです。出展した釣具メーカーさんからは『展示物はファミリー層向けのアイテムを持っていけばいいの? それとも釣り人向けのアイテムを持っていけばいいの?』という質問を頂きました。私は、『両方持ってきて下さい』と答えました。本気で釣りをしている釣り人にも良いテントを見てほしいし、ファミリー層にも釣りのキッカケをつくりたいからです。

タッチザアウトドアの釣りブースの様子
担当者は、「来場者が釣りブースとアウトドアブースを行き来するようなイベントにしたい」と語る。イベント当日は釣りブースにも多くのファミリーが訪れていた

ただ、アウトドアファンと釣りファンがなかなか交わらないのが課題です。だから、こういった、アウトドアと釣りを融合したイベントを開催して、どんな変化が起こるかを見ていきたいと思っています。

また、アウトドアファンを釣りに取り込むには、しっかりとした釣りの知識・技術を教える必要があると思っています。それを実現出来るような取り組みも色々考えています」。

主催者であるナチュラムでは、コロナ禍の影響を受け、イベント開催の直前まで中止するか否かを悩んでいたというが、開催の決断は良い結果となったはずだ。

様々な展示イベントが中止になっており、沢山のアイテムを一度に触って見られる機会がない中、アウトドアファン、釣りファンを盛り上げる良いイベントとなっていた。

関連記事 → touch the outdoor(タッチザアウトドア)1日目の様子をお届け!アウトドアと釣り具の有名メーカー多数出展!

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