公益財団法人日本釣振興会神奈川県支部では2020年11月25日(水)に、神奈川県久里浜沖でカワハギの稚魚1万尾の放流を行なった。
この放流事業は「つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業」として実施された。
放流当日は、横須賀市東部漁業協同組合の協力を得て、カワハギの稚魚を船に積み込み沖合まで運び放流を行った。
神奈川県の久里浜周辺はカワハギ釣り場として有名な場所で、カワハギを釣らせる遊漁船も多数ある。
日本釣振興会としてカワハギを放流している支部は鹿児島県支部のみで、本部でカワハギの稚魚を放流するのは今回が初めて。
東京湾ではカワハギ釣りは人気があるが、最近は釣果にムラがあり、釣り教室を実施してもなかなか釣れない魚となっている。
放流を継続することで、少しでもカワハギの釣果が良くなることを期待しての放流となった。今後の釣果報告が楽しみだ。
【報告:日本釣振興会・編集:釣具新聞】