
6月8日、黒鯛工房CUP「第21回目のトーナメント最終予選」が大阪南港の新波止で開幕された。
競技方法は30㎝以上の黒鯛(チヌ)の枚数で競われる。同枚数の場合は1枚の長さ、胴長の場合は重量によって順位が決定される。参加人数は61名で競われた。

当日の天候は曇り。スタート合図とともに各自思い思いのポイントへ歩を進めた。朝イチの高活性に期待されたものの、競技時間中を通して明確な時合いを感じることなく、タイムリミット迎えた。
結果的には42枚のチヌが記録され、29名の選手が釣果をマーク。複数釣果の選手たちは全員予選を突破したものの、1枚のみの選手は長寸勝負で予選敗退の選手もいた。
本予選では決勝大会へ25名の選手が進出を決め、前回の武庫川予選通過選手29名と昨年シードの竹田敏雄選手の総勢55名のファイナリストたちが8月初旬に開催される決勝大会に進む。白熱のデッドヒートが繰り広げられることだろう。

なお、今大会では選手全員が令和6年能登半島地震の被災地に向けた復興義援金に協力した。参加費から義援金、さらに応援グッズの物販や義援金オークションなどにより合計14万6834円が集まった。
黒鯛工房が年間に主催する大会で集まった義援金を取りまとめ、年度末に日本赤十字社に送金し、被災地の復興活動に役立てられる。
【提供:黒鯛工房・編集:釣具新聞】
関連記事 → 【黒鯛工房】第21回大阪湾落し込みトーナメント武庫川予選を開催 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト