9月21日(土)、公益財団法人日本釣振興会愛知県支部は、知多市の新舞子マリンパークにて「第2回新舞子マリンパーク親子釣り体験教室」を開催した。
このイベントは、愛知県の海釣りの楽しさを親子で体験してもらい、釣りの楽しさを知ってもらうこと、また、家族で安心して釣りができる海釣り公園の良さを知ってもらうことを目的に開催された。
活動には日本釣振興会愛知県支部のメンバーのほか、フィッシング遊、イシグロ、(有)府中屋など釣り関係企業、また、愛知県議会員の中村竜彦氏、杉浦友昭氏、宮島謙治氏も協力。釣り体験教室の他にも稚魚放流や水中清掃も行われ、賑やかな1日となった。
「来週もここで釣りをしたい!」参加者も大満足の釣り教室
当日の天気は晴れ。真夏と変わらない暑さの中、熱中症に気を付けながら釣り体験教室が行われた。
参加者は受付を済ませた後、釣り場に移動し実釣を開始。スタッフから釣り具のセッティング方法や釣り方などを教わり、各々釣りを楽しんだ。
ハゼ、キス、カサゴ、アジ、サッパなどが釣れ、子供達も大喜びだった。
参加者からは、「子供が釣りに興味があったものの、両親とも釣りをしたことが無かったためこのイベントに参加しました。インストラクターの指導も丁寧で、こんな良い釣り場で教室を実施して頂けて嬉しいです。来週もこの場所に釣りに来たいです」と喜びの声も寄せられた。
水中清掃も実施。海底に残された釣り具などを回収
釣り体験教室と同時並行で、NPO法人中部日本潜水連盟と海をつくる会のダイバーによる水中清掃も行われた。
最初に作業手順や安全確認の説明が行われた後、ダイバー達は準備を行い潜水を開始。バケツやサビキカゴ、リール等の釣り具のほか、パイプや傘など、海底に残されたゴミをどんどん回収していった。
SUPに乗った監視員も配置され、ダイバーの安全を確保したうえで清掃が行われていた。
子供達と約1万1000尾の稚魚を放流
11時10分からは稚魚放流が行われた。今回の放流量は、ヒラメ4108尾、カサゴ3500尾、メバル3500尾の計1万1108尾。
スタッフから挨拶や作業の説明が行われた後、子供達にも手伝ってもらい、バケツに分けられた稚魚を次々と放流していった。
無事全ての放流を終えると、集合写真を撮影して解散となった。
釣り教室や放流を通して海や自然環境を身近に感じられるイベントで、子供達にとっても貴重な体験ができた1日となっていた。
【提供:日本釣振興会愛知県支部・編集:釣具新聞】
なお、この活動の様子は、日本釣振興会愛知県支部公式ホームページや、公式YouTubeチャンネルからも確認出来る。
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