「九州リポート福岡発!」は、全九州釣ライター協会の会長・小野山康彦氏の連載です。公益財団法人日本釣振興会九州地区支部の活動ほか、九州の様々な情報を紹介します。
私が所属する「全九州釣ライター協会」(事務局・北九州市)は1975年3月、一部の日刊紙、スポーツ新聞の釣り欄担当者や釣り誌にレギュラー執筆する九州・山口在住の著名な釣りライター20名の親睦団体として設立しました。
公正な釣りニュースの伝達のために、執筆活動を通じて釣り界全般のゆるぎない発展に寄与することを目的とした当時の国内で唯一・最大の「釣り文化報道団体」です。
以来49年、公益財団法人日本釣振興会の温かいご支援とご協力を頂きながら、同会と連携して新たな釣り人を増やすための健全な釣りの普及活動、安全対策とマナー啓発活動、各種大会・イベント等の共催や後援、各地の自治体や観光協会等が行う地域振興のための釣りイベントへの協力とPR、海釣り公園の設置推進協議会などに協力しています。
また、海上保安庁や水産庁等と連携した広報活動も行って釣り界の発展に微力ながら貢献しております。
釣りイベントや放流活動等に協力。取材を通して釣りの楽しさ伝える
さる3月3日(日)、北九州市戸畑区の複合公共施設「ウェルとばた」82会議室において「第49回定期総会」を開催しました。
出席会員9名(会員21名、委任状12名)で各議案を審議のうえ、全会一致で承認されました。役員改選では役員全員が留任。初代会長高橋斌氏、第2代会長田中栄一氏、第3代会長寒竹準一氏に続き、私は2022年から第4代会長を務め、今年から2期目を迎えることになりました。
当協会の運営資金は会員の会費ですが、日本釣振興会九州地区支部、同福岡県支部から毎年ご寄付をいただいております。
また、当協会の活動に賛同してくださる(株)タカミヤ、(株)釣研、マルキユー(株)の各社様(順不同)からも事業助成金をいただいておりますので、年次ごとの議案書(事業報告と決算報告ならびに事業案と予算案)に執筆掲載紙のコピーを加えた報告書をお届けしています。
当協会は永年にわたり、次代を担う少年少女を対象にした釣り大会や釣りイベントなどの後援や協賛を実施しています。
2023年は福岡県宗像市での「宗像ハゼ釣りまつり」、福岡市での「福岡少年少女釣り大会」、北九州市での「第28回紫川・市民ハゼ釣り大会」、山口県下関市での「長州出島・釣り体験イベント」などを取材するとともに、合計26件の大会へ賞品(盾や商品券)を提供しました。
また、引き続き「九州ヤマメを守る会」、「博多湾のメイタを守る会」、「福岡県苅田港のクリーンアップ&稚魚放流」などに稚魚放流協賛金を提供しました。そのほか、「西日本釣り博2023」の後援団体として積極的なPRを展開しました。
ほか、年1、2回、長崎県・五島や大分県・米水津などで行う協会懇親釣り大会では会員同士の親睦を深め、さまざまな釣りの情報交換に務めています。
ルールやマナー、安全対策も発信。釣り文化の発展に寄与
来年3月に創立50周年を迎える当協会は、今後も会員が執筆する新聞釣り欄、専門誌、業界紙、SNSなどで「ゴミは必ず持ち帰る」、「基本的な釣りマナー(お互いが気持ちよく過ごすための礼儀)」、「釣りのルール(禁止エリアには入らない等、守るべき規則)」、安全対策の徹底等の情報発信を継続してまいります。
そして、ひとりでも多くの人に釣りに興味をもってもらえるよう、釣りの楽しさや釣りをする喜びをあらゆる媒体で伝えて後進へと繋ぎ、釣り文化の発展に寄与すべく邁進してゆく所存です。今後とも、当協会の活動にご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
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