3月9日(土)、福岡県宗像市にある総合公園「宗像ユリックス」の依頼により、公益財団法人日本釣振興会、タカミヤ、釣研のほか、釣りメーカー各社が協力し、公園内のゆ~ゆ~プールにおいてニジマス釣り体験が行われた。
宗像ユリックスがイベントの案内を行ったところ大変な反響で、申し込み翌日には定員の850名が埋まるほどの人気ぶりだった。
当日は保護者を含め約5200人が来場し、プールサイドは大きな歓声で賑わっていた。
参加した子供たち全員に釣りを体験してもらうため、1人3尾釣ったら次の子供に交代してもらい、釣った魚を美味しく食べられるコーナーも用意された。大半の親子連れは、炭火で焼かれたニジマスを美味しそうに食べていた。
釣りスペースの確保や安全性等を考慮し、1回の釣り時間を30分までとした交代制で行われたが、参加した子供たちはほぼ3尾を釣り上げ、釣りを満喫しているようだった。
子ども達に自然体験を提供する日本釣振興会。全国で様々なイベントを実施
公益財団法人日本釣振興会では、日頃から、自然体験の少ない子供たちへ、自然と触れあえる機会を積極的に提供しており、釣りの楽しさを知ってもらおうと様々なイベントを実施している。
今回のイベントでも、日本釣振興会からはニジマス3500尾の無償提供に加え、指導員として多くの会員が協力し、子供たちに怪我の無いよう、楽しく釣りが体験出来るようにと万全の体制で臨んだ。
後日集まったの参加者アンケートでも、「釣りがこんなに楽しいとは思わなかった。改めて釣りを始めてみたい」、「日本釣振興会の指導員の方が優しく、丁寧に教えてくれました」、「1回の制限時間が少なく、もっと長く釣りがしたかった」といった声が寄せられた。
同イベントの次回開催については未定だが、今回のイベントは、宗像ユリックスで「冬場のゆ~ゆ~プールをマス管理釣り場として活用したい。そのために一度ニジマス釣りを実施したい」という話があったため、同振興会は協力を行った。
今後、管理釣り場としてオープンし、新たな釣り場が増えることが期待出来る。
【提供:日本釣振興会・編集:釣具新聞】