10月8日(日)、「荒崎クリーンフェスタ2023秋」が、「水辺感謝の日」の清掃イベントとして、荒崎海岸「なんやの浜」で開催された。
このイベントは、公益財団法人日本釣振興会神奈川県支部と、地元長井の「WAFA(地域の未来を考える会)」の共催で、毎年10月に開催されている。
当日は季節が一変し、北よりの風が強く吹く肌寒い中、約50名の家族連れが参加。なんやの浜でビーチクリーンを行った後、カサゴの稚魚放流を体験した。
この日のなんやの浜には、普段より多くの漂着ゴミが見られたが、参加者の手により、短時間でほぼ拾い切る事が出来た。
清掃後は稚魚放流!カサゴの子供1000尾が大海原へ
カサゴの稚魚放流では、バケツに小分けにされた約1000尾、体長60㎜前後に育った稚魚を放流。海辺に置かれた「滑り台」から、海へと放たれた。
参加した子供たちも、それぞれに「大きく育ってね!」と願いを込め、次々と放流を行った。向かい風と波で、時折砂浜に打ち上げられてしまう稚魚も、1尾1尾沖へと追いやる様子からも、子供達の想いが感じられる活動となった。
【提供:日本釣振興会神奈川県支部・編集:釣具新聞】