岐阜県海津市では、海津市が主催し「第2回海津市バス釣り王決定戦」を開催している。
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この企画はインスタグラムを使用したフォトコンテストで、釣ったバスの大きさで順位を競う大会だ。
行政が主催しているバス釣り大会は全国的にも珍しい。大会開催に至った経緯などについて、海津市への取材を含め釣り大会の詳細を紹介する。
「川のまち、バス釣りのまち、海津」というイメージづくりで市の活性化目指す
最初に海津市に「海津市バス釣り王決定戦」が始まった経緯を伺った。
海津市の回答(以下、同様)「海津市は岐阜県の南端に位置し、木曽三川が流れ、濃尾平野に穀倉地帯が広がる自然豊かなまちです。
市内の観光資源としては、『国営木曽三川公園』や商売繁盛の神様『千代保稲荷神社』が有名ですが、市内の河川、特に大江川には釣りを楽しむ多くの方が来ていることから、さらに多くのアングラーを呼び込むことで、交流人口・関係人口の増加、“川のまち、バス釣りのまち、海津”というイメージづくりで市の活性化を目指し、この大会を企画いたしました。
海津市を全国的にも知っていただくために、釣り専用の市公式インスタグラムを開設し、情報提供を行っています」
続いて釣り大会の目的を伺った。
「インスタグラムを利用したシティプロモーションの一環です。釣り人を市内に呼び込むことで、海津市の知名度向上及び関係人口の増加を目指します。“川のまち、バス釣りのまち、海津”のイメージ作りに寄与できればと思っています。
一日だけで終わる大会とは異なり、期間中何度も市内にてバス釣りにトライできることで、何度も市内へ足を運んでもらうことを目的としています」
バスフィールドを守るため、マナーを守って釣りを楽しんで!
最後に参加者に対してメッセージを伺った。
「バス釣りのフィールドを守る為、ごみ問題、迷惑駐車、早朝夜間の騒音問題等に気を付けていただき、住民から理解が得られるようマナーを守って釣りを楽しんでほしいです。
また、釣行の際には市内の観光地や飲食店を訪れて頂ければと思います」
前回、開催された「第1回海津市バス釣り王決定戦」では、インスタグラムへの投稿数155(有効投稿数137)で32名が釣り大会に参加した。
海津市では、今後も「海津市バス釣り王決定戦」を継続していきたい、としている。
「第2回海津市バス釣り王決定戦」の大会概要
・期間:令和2年6月1日(月)―7月26日(日)
・参加費:無料
・釣法:ルアーに限る
・場所:海津市内の河川(池は除く)
・参加方法:(1)海津市のインスタグラム釣りアカウント(kaizu_oegawa21221)をフォローする(2)①釣った魚②メジャー③当日購入した遊漁券(日釣券)又は、キーワード「かいづの水辺で楽しもう」を記載したカード(自作でOK)の3つを一緒に撮影する(3)インスタグラムに「♯海津市」、「♯第2回海津市バス釣り王決定戦」のハッシュタグを両方付けて投稿する
・ルール注意事項:①インスタグラムで位置情報を付けて投稿する(例:大江川)②同一アカウントから何度でも投稿が可能③魚測定アプリを使用した写真は審査対象外④鍵付きアカウントからの投稿は審査対象外⑤遊漁券、キーワードのどちらも付いていない投稿は審査対象外⑥釣った魚は口閉じ尾開きで計測する⑦審査時に、魚のサイズが分かりにくい写真は審査対象外
・審査方法:①サイズの大きなバスの順位を競う②同サイズの場合は、投稿日の早い方が上位となる
・表彰:①上位3名、飛び賞・特別賞(投稿数の多さ等)各数名②大会終了後インスタグラムのメッセージにて通知される③表彰式の詳細は後日発表される
問い合わせ先は、海津市総務部企画財政課(☎0584・53・1113)。
海津市のインスタグラム釣りアカウント → kaizu_oegawa21221