12月24日(日)、長野県小海町にある松原湖に新設されたドーム桟橋で「Fujino Cupワカサギ手繰り選手権」が開催された。
フジノラインとしては初のワカサギ釣り大会。今大会では、他にはない大会を開きたいという事で、同社が「手繰り専用ライン」を発売していることから、手繰りのみの大会として開催された。
朝から入れ食い!2回の予選を制した6名が決勝戦に進出
参加者は20名。受付時に抽選で予選の釣り座を決定し、AグループとBグループに分かれ、それぞれのグループから、1回戦、2回戦の合計釣果上位3名ずつ、合計6名が決勝に進めるルールで実施された。
7時過ぎから予選1回戦を開始。
今シーズンの釣り場の状況は、朝一は群れの入りがよく、どの釣り座でも入れ食いになる傾向にあった。
この日もそのパターン通り、各選手がスタートと同時に手繰り出すほどの高活性だった。この様な状況では、如何にトラブルを少なくし、ミスなく釣り上げていくかが勝敗を分けるカギとなる。
1回戦が終わると、席を移動して2回戦がスタート。
1回戦目程の勢いはないものの、各選手スタート直後から手繰っており、まだ群れの入りは悪くない様子だった。
残り30分頃になると「釣れない〜」等の声が聞こえてくる様になったが、しっかりと釣れ続けている選手もおり、人によって釣果に差が出ていた。
6名で決勝戦。高まる緊張感、見事戦いを制したのは…?
10時半からは決勝戦を開始。
釣りをするのが6名のみだった為か、スタートと同時に入れ掛かりが連発していた。ミスやトラブルがあった選手から脱落する様子で、張り詰めた緊張感の中行われた。
その後、1時間の戦いが終了し、検量タイムとなった。
表彰式は、リゾートイン立花屋で執り行われた。
優勝は予選1回戦・2回戦共に全体のトップ釣果で、決勝戦においても唯一の一束超えと圧巻の釣果を叩き出した森泉直樹選手。
準優勝には昔から松原湖を愛し通い続ける、大木雅俊選手。第3位は、同じクラブ員の小林選手とのデットヒートを僅か1尾差で制した、喜田祐一選手という結果となった。
【提供:フジノライン・編集:釣具新聞】
なお、大会の様子は、フジノライン公式ホームページからも確認出来る。
松原湖のドーム桟橋ワカサギ釣りに関してはコチラ