一般社団法人日本釣用品工業会では、直近3年間で釣りを始めた男女320名を対象にアンケートを行い、「2022年釣りに行って良かった都道府県に関する調査」と「釣り初心者の釣りマナー意識に関する調査」を行った。
首都圏が上位にランクイン。東北は青森が人気!
釣りに行って良かった都道府県に関する調査では、同率で東京都、千葉県の首都圏都市が1位にランクイン。
東京都や千葉県が選ばれた理由として、「近くて交通の便が良い」、「釣果が良くて楽しめた」などの声が挙げられ、釣り場への交通の便の良さや、多くの魚が釣れることが人気の理由にあることが分かった。
また、3位には東北エリアから青森県がランクイン。「綺麗で解放感がある」、「釣果が良かった」などの理由でランクインした。
初心者のマナー意識は高め。特にゴミの持ち帰りを推進
釣りマナー意識に関する調査では、釣りをするにあたり気をつけていることを調査した結果、 ゴミを持ち帰ることを特に意識していることが明らかになった。
その他、隣との距離を空ける、立ち入り禁止の場所に入らないなどが上位にあがった(結果は下表。回答数が多かった項目を記載)。
また、釣りマナーについて特に意識していることも調査した結果 (複数回答可)、同じくゴミを持ち帰ることや、立ち入り禁止の場所に入らないなどの項目が上位となった。回答者の多くが、マナーを意識して釣りを行う傾向があることが調査から分かった。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
対象:グノシーアプリ利用者、10~70歳の男女
地域:全国
期間:2022 年 11 月 10 日 ~11 月 16 日
調査機関:株式会社 Grill
サンプル数:320
日本釣用品工業会の環境・釣りマナーへの取り組み
日本釣用品工業会では、守るべき釣りマナー項目が紹介されている特設サイトもオープン。
今後も、まずはマナーを守った上で、釣りをより楽しんでもらえるよう、「てはじめにマナー」というキャッチコピーのもと、マナー広報強化に努めていくとしている。
特設サイトはコチラ → https://www.loveblue.jp/free/manners.html
また、同工業会が取り組む「LOVE BLUE事業」は、持続可能な釣り環境を構築することを目的に2013 年4月に発足。
「LOVE BLUE ~地球の未来を~」をスローガンに、まずは、「環境保全」と「資源回復」を両軸に、「水辺をキレイに」、「サカナを増やそう」、「フィールドを広げよう」を3つを優先事項として活動している。
また、参加企業各社の協力を得て「環境・美化マーク」を釣り関連製品に表示し、その売上の一部が活動に役立てられている。
【提供:日本釣用品工業会・編集:釣具新聞】
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