日本釣振興会が行う「釣りを通じた環境学習」。釣りも活用して地域の環境、水辺の安全対策等を教える。東京・本村小学校の授業を紹介

スペシャル ニュース

公益財団法人日本釣振興会では2021年より「釣りを通じた環境学習」を行っている。

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この事業では日本釣振興会スタッフや関係者が各地の小学校に出向いて授業を行い、小学生や教職員を対象に身近な水辺の環境学習に加え、水辺での安全対策やルール・マナー等を学んでもらうというものだ。

授業は通常、教室や体育館での座学と、後日に小学校近隣の水辺に実際に出向いて行われるフィールドワークの合計2回が行われる。

日本釣振興会が行う「釣りを通じた環境学習」の様子
基本的に座学とフィールドワークは別の日に行われる

授業の対象となる学年は1年から6年生まで様々だ。それぞれの小学校の立地に合わせて、環境学習やフィールドワークが行われている。例えば、三浦市立名向小学校では「アオリイカと森里川海の繋がり」というテーマの授業や、フィールドワークも海に出向き、漁港で行われる。

東京都東久留米市の本村小学校では、近隣を流れる「落合川の話と水辺の安全」というテーマで、小学校の近くを流れる川をテーマに自然環境や水辺の安全について授業が行われた(下記事参照)。

釣りを通じた環境学習を取り入れる学校が増加中。関西、中国地方でも開催予定

「釣りを通じた環境学習」が始まった2021年は横浜市の3校で開催。2022年は横浜市が3校、川崎市が1校、三浦市が1校の合計5校で実施。2023年は横浜市が4校、川崎市が1校、三浦市が1校、逗子市が1校、桶川市が1校、ヒミツキチ森学園の9校と拡大してきた。

2024の11月時点では川崎市が1校、三浦市が1校、横浜市が2校、東久留米市が2校、桶川市が1校で7校の小学校で授業が行われている。

各小学校からの反応も「担任だけでは出来ない豊かな体験となり感謝している」、「教員自身も勉強になった」と好評だ。また、授業を受ける小学生も、普段とは一味違った授業の内容に加え、実際にフィールドに出て釣り等を通じて自然を体感しながら学ぶ事が出来、好評の授業となっている。

日本釣振興会が行う「釣りを通じた環境学習」の様子
身近な自然についてや水辺の安全についても学べる良い機会だ。釣りは教育にも役立つ

この取り組みは日本釣振興会の普及委員会が中心となって行っており、「釣りを通じた環境学習」の内容、講師・スタッフの確保、実施地域の拡大などについて継続的に検討や改善が行われている。

毎年、決まった学年を対象に「釣りを通じた環境学習」が行われている小学校もある。釣り振興に繋がる事はもちろん、身近な自然環境に関心を持ち、水辺の安全対策についての知識もある子供達が育って行く事が期待できる、優れた事業となっている。

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