11月5日、「ファミリーマス釣り体験教室」が大阪府高槻市にある「芥川マス釣り場(芥川漁業協同組合)」で開催された。主催は公益財団法人日本釣振興会大阪府支部。後援は大阪釣具協同組合、芥川漁業協同組合。
29家族87名が参加。初心者でも気軽にチャレンジ出来る釣り教室
釣り振興を目的に毎年行われているイベント。誰でも釣果が見込める管理釣り場で、スタッフが丁寧に釣りを指導して、釣りを体験してもらう内容となっている。釣った魚は持ち帰りが可能で、釣竿、仕掛け、エサ等は全て主催者側で用意される。
当日の天候は晴れ。朝は肌寒く、日中は気温が上がる寒暖差の激しい1日となったが、風もなく釣りやすい状況だった。
参加者は29家族87名(大人45名・子供42 名)。
午前8時半に現地で受付開始、9時より開会式が行われた。開会式では日釣振大阪府支部の橋本支部長より関係者や参加者へのお礼と日釣振の活動紹介、また「釣りが今後も出来るように、ルール・マナーを守って釣りをしてください」と挨拶が行われた。
次に、参加者に配布した「すきすきフィッシング」を教本として、釣り教室が行われた。
魚を手に笑顔の家族。実釣後のさばき方教室も大好評!
その後、参加者は各班に分かれて釣り場に移動した。指導に当たったスタッフは、日本釣振興会大阪府支部、大阪釣具協同組合、近畿へら鮒釣会連合会、ヒューマンアカデミー大阪校など35名。
釣り方はエサ釣りで、竿の伸ばし方、仕掛けのセットの仕方、エサの付け方などを丁寧に教えた。
釣果は全体的には喰いが渋く厳しかった。例年、初心者でも20尾を超えるような釣果を出す参加者もいるが、なかなかヒットがなく、スタッフも一生懸命釣り方をアドバイスした。
その成果もあってか、1~5尾前後は釣れて、よいお土産も出来ていた様子。
ただ、参加者も好天の下、ニジマス釣りを通じて自然を満喫し、子供たちも大いに楽しんでいたようだ。大人も最後まで熱心に釣りをしていた。
途中、魚のさばき方教室も行われた。キッチンバサミを使った、安全で簡単なさばき方の説明が行われた。参加者も動画に撮るなど、熱心に話を聞いていた。
正午には釣り教室も終了となり解散となった。