「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」、表参道に釣りとファッションを融合させた店舗

スペシャル
ディーベックのロゴ
カーボンを型に入れ成型した巨大ロゴ。一際目を引く存在
D-VEC TOKYO EXCLUSIVEの店内の写真
ハンガーラックは釣竿等に使われるカーボン製。それを釣り糸(フロロライン50号)で吊るす等、遊び心も満載だ

 今回の新店舗について、(株)グローブライドの執行役員・アパレルマーケティング部の小林謙一氏に話を伺った。

 (以下、小林氏)今回の店舗は原宿のキャットストリートに続き2店舗目となります。原宿は完全にファッションアパレルの店舗ですが、今回の表参道の店にはD-VECの商品に加え、フィッシングのDAIWAの中からファッション系に通用するアイテムを専門のスタッフが厳選して販売しています。DAIWAのアウターやサングラス、帽子などはもちろんですが、釣り人が使う釣りバッグなども販売しており、特に女性の方から人気です。
 この店舗では、専門のスタイリストに協力してもらい、D-VECのウイメンズのコートにDAIWAのメンズのフィッシングベストを組み合わせるといった「釣り」と「ファッション」のミックスコーディネートを提案しています。
 今、ファッション業界ではハイブランドの間でもベストを着用するのがトレンドとなっています。また、原宿界隈でストリート系のカジュアルを好む若者も、コートやパーカーの上にDAIWAや有名アウトドアブランドの本格的なベストを着る事が流行しており、釣具業界にいる我々が驚いている状態です。
 そもそも、新しい店舗の狙いはファッションや釣りに興味のある方に買い物に来て頂いたり、ファッションの感度の高い方に「釣りって面白そうだ」と感じてもらい、情報発信の場としても活用していきたい、という思いがあります。
 釣りをされない一般の方々からすると、釣具業界は少し距離があると感じる方が多いと思いますが、当店に来て頂いたり、D-VECを知って頂く事によって「釣具業界は高い技術力を持っている」、「面白い服が作れる業界だ」、「オシャレだな」といった事を感じて頂き、一般の方と釣りをつなぐ役割を果たしたい。そういった事がこの店のオープンのキッカケです。
 D-VECのアパレルには釣りで培った技術が使われています。代表的な商品の1つである、折りたたみ傘も柄の部分はカーボンの振り出し竿の技術を使い非常に軽量です。また、釣りで使われるモノフィラメントの糸を加工した生地を使ったコートは寒い時は風を防ぎ、撥水もありますから天候の急変にも対応します。釣りの技術をファッションの業界に持っていき、釣りに関心のある人以外にも、釣りの技術の高さを感じて頂いたり、快適な生活をして頂く事で、釣りに興味を持ってもらい、新しい釣り人の創出に繋がればと考えています」

D-VECの傘の写真
人気の折り畳み傘。柄の部分等にフィッシングロッドと同じ技術が使われている
D-VECの傘の写真
76gという超軽量の折り畳み傘。ダイワのカーボンテクノロジーを駆使して作られている。ポケットに入れておいても気にならない重さだ
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