釣具やアパレル、ペット用品等を展開する株式会社ハヤブサ(兵庫県三木市本社・歯朶由美代表)は2023年、海水中で分解する「環境にやさしいサビキカゴ」を発売する。
カゴ部分に植物由来原料の生分解性プラスチック「FORZEAS™ /フォゼアス™」の海洋生分解性を持つタイプを使用しているため、近年問題になっている海洋プラスチック問題や、枯渇原料の使用削減にも貢献するアイテムとなっている。
フォゼアス™は、三菱ケミカルグループが開発した生分解性かつ植物原料ベースの「BioPBS™」を使用したコンパウンド樹脂。
細かくなるだけでは回収不能なマイクロプラスチックとなる樹脂は、環境の悪化を招く恐れもあり、微生物が食べて分解してくれることが重要だ。フォゼアス™は海水中で細かくなるだけでなく、きちんと微生物が食べてくれる本物の生分解プラスチックだ。
環境対策はCO2削減、枯渇原料対策、プラスチック廃棄物削減などの様々な課題があり、それぞれの問題に応じた対策が求められているが、フォゼアス™は枯渇原料の使用削減、プラスチック廃棄物問題両方に貢献出来る地球にやさしい素材となっている。
また、環境へ悪影響を及ぼすと言われている「鉛」を使わず、「鉄」をオモリとして使用することでさらに環境に優しいアイテムとなっている。
海や魚を守り、環境にやさしい釣りを実現するアイテムとなっており、ハヤブサの想いが詰まった商品だ。
発売は2023年7月~8月を予定している。