フィッシングブランドのDAIWA(ダイワ)等を展開するグローブライド(株)は、2022年3月期第2四半期(2021年4月~9月)決算短信を公表した。
発表によると、第2四半期の連結売上高は647億1300万円(前年比33.3%増)、営業利益は84億200万円(前年比106.4%増)、経常利益は86億8400万円(前年比120.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は65億7400万円(前年比163%増)となった。
今回の決算について、グローブライドでは次のように概況をまとめている。
自然志向・健康志向が全世界に広がるなか、多様な市場ニーズに対応
当期はコロナウイルスの変異株による感染者数の急増により、行動制限が長期にわたり実施され、経済活動に支障が出ていた。
そうした情勢の中、同社グループ(グローブライド)の提案するフィッシングを中心としたスポーツ・レジャーが、コロナ禍において密閉・密集・密接のいわゆる「3密」を避ける等、これからの時代にマッチしたレジャーとして支持を広げきており、自然志向や健康志向が全世界に広がりを見せている。
自然とスポーツを愛する人々に貢献するために、ライフタイム・スポーツ(人生を豊かにするスポーツ)の提案に鋭意努めてきた。
日本地域においては緊急事態宣言下、行動制限が続いたが、身近で安全に楽しめるアウトドアレジャーは堅調に推移した。そのような中、多様な市場ニーズに対応に注力してきた、としている。
CSR活動も積極的に展開
グローブライドでは、CSR活動等も積極的に行っている。
関連記事 → 【グローブライド】身近な自然を体験!オンライン自然観察会を開催
業績予想の修正も発表された。予想売上高(通期)は1170億円(前回発表予想1150億円)、営業利益は105億円(前回発表予想100億円)、経常利益は105億円(前回発表予想99億円)、親会社株主に帰属する純利益は75億円(前回予想73億円)と予想している。
また、2022年4月4日に以降される新市場区分においては、「プライム市場」を選択することも発表されている。
関連記事 → グローブライド(ダイワ)、売上高初の1000億円超。9期連続増収、釣りブームも後押し