
6月27-28日、(公財)日本釣振興会愛知県支部では、「第3回伊良湖岬ビーチクリーン/稚魚放流」と「第2回伊良湖港水中清掃」を行いました。ビーチクリーンは伊良湖岬恋路ヶ浜、稚魚放流は伊良湖港市場付近、水中清掃は伊良湖港市場付近で行いました。
初日の27日はビーチクリーンと稚魚放流を行いました。
午前9時半より、参加してくれた園児らと伊良湖港にて稚魚放流開始。午前10時10分に稚魚放流を終了し、園児らは水辺の安全教室の後、港横のビーチでマイクロチップゴミ拾いを実施。スタッフ及び参加していただいた大人達は恋路ヶ浜に移動してビーチクリーンを行いました。

放流したヒラメの稚魚は約2700尾とメバルの稚魚1000尾です。回収したゴミは150㎏(ペットボトル・釣糸・空き缶・漁網・ルアー・ビニール袋・ドラム缶など)となりました。
水中清掃では約60㎏のゴミを回収
2日目は水中清掃を行いました。午前9時半よりミーティングが行われ、午前10時より清掃を開始。午前11時には作業を終了しました。

回収したゴミは60㎏(ペットボトル・釣糸・空き缶・漁網・ルアー・ビニール袋・魚探など)と発電機もありました。

今回も都合により、2日間の開催になりました。昨年より、園児の参加が減っているのは、田原市のバスを借りることが都合により出来なく、前回は3つの保育園が参加してくれましたが、今年は伊良湖岬保育園のみの参加になってしまいました。
今回の稚魚放流はビーチクリーンの前に実施しました。最初は港の横のビーチにて放流し、後半は港の堤防より放流をさせていただきました。
稚魚放流終了後、児童達はビーチにてNPO法人中部日本潜水連盟と犬ハピ実行委員会による水辺の安全教室を実施し、その後20分程、ビーチにてマイクロチップゴミ拾いを実施し、帰路につきました。
保護者からも感謝の声
今回、保護者からの感謝が多くあり「児童と保護者も楽しめるイベントをしていただき、ありがとうございます」とお言葉を多くいただきました。
ビーチクリーンは恋路ヶ浜に移動して開催しました。ここでは一般の方の参加もありました。昨年は大雨の中での作業でしたので水分をかなり吸って重量がかさみましたが、今回もかなりのゴミが回収できたと思います。

釣り具のゴミも多かったのですが、今回もビニール関係のゴミや海外から漂着したゴミなどがかなりありました。
参加した議員達は「こんな良いイベントは他では見ない!ビーチクリーンを実施している団体は沢山あるが、地元の保育園の園児や港の為に稚魚放流、翌日は港にて水中清掃と地元伊良湖の事を良く考えてくれている」と絶賛してくれました。
また、翌日の水中清掃は昨年の半分の人数で実施しましたが、お手伝いに来てくれた地元の家族等の一般参加の方が手伝いに来ていただき、地上でのお手伝いをしていただきました。
水中ゴミに関しては昨年に清掃したのが良かったのか、タイヤが殆どありませんでした(小さいタイヤ1個)。その代わり、発電機・魚探・ポータブルライトなど、電化製品が昨年よりありました。
2日間とも怪我や事故もなく、無事終了する事ができました。
【提供:日釣振愛知県支部・編集:釣具新聞】
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