公益財団法人日本釣振興会静岡県支部では、9月8日(日)、静岡市清水区日の出埠頭において、静岡市との主催で「清水港日の出埠頭『釣り開放』釣り体験教室」を開催した。
日の出埠頭は、普段は保安対策のため一般の立ち入りは禁止されているが、釣り人のために年に数回開放されている。今回は今年度3回目の「釣り開放」釣り体験教室で、天候にも恵まれ、ファミリーを中心に125名が参加。初心者からベテランまで釣りを楽しんでもらった。
日本釣振興会の関係者らが会場を巡回し、参加者に道具の説明から釣り方、釣れた後の対応まで丁寧に指導した。
ほか、竿・リール・仕掛けなど道具一式のレンタルもでき、ライフジャケットも無料で貸し出され、初心者でも手軽に、安心して釣りが楽しめる環境が整えられていた。
カサゴの稚魚放流も実施。水辺環境の保全、釣り文化の普及に貢献
清水港では、2024年度は大型客船の入港が100回以上予定されているが、静岡県、静岡市など関係機関と調整して、年度内5回の「釣り開放」釣り体験教室の開催を目指している。
また、今回は釣り場開放に加え、参加者に協力をしてもらってカサゴの稚魚1万2500尾の放流も実施された。
日本釣振興会静岡県支部、静岡県釣漁具商工連合会では、釣りを楽しめる豊かな水辺環境の保全活動、稚魚や漁族資源の増殖活動の1つとして、稚魚放流活動に積極的に取り組んでいる。
また、清水港では「釣り文化振興モデル港」として、積極的に地域関係者と連携を図り、釣り文化振興の取り組みを進めており、日本釣振興会静岡県支部では、初心者・ファミリーを対象にした釣り教室・大会を実施し、釣り文化の普及活動に力を注いでいる。
次回の「釣り開放」釣り体験教室は10月12日を予定している。スケジュールについては、静岡市公式ホームページでも確認出来る。
【提供:日本釣振興会静岡県支部・編集:釣具新聞】