【号外】フィッシングショーOSAKA2021、開催中止が決定!

スペシャル ニュース
2020年2月にインテックス大阪で開催さた「フィッシングショーOSAKA2020」の様子

2021年2月に開催を予定されていた「フィッシングショーOSAKA2021」の開催中止が正式決定

 2021年2月5―7日(5日は終日業者商談日)に大阪南港の「インテックス大阪」で開催を予定されていた「フィッシングショーOSAKA2021」の開催中止が正式に決定された。

 フィッシングショーOSAKAの主催者である大阪釣具協同組合では、ショー開催に向けて検討を重ねてきた。

 6月19日に開かれた定例理事会でも、会議のほぼ全ての時間を使い、フィッシングショーOSAKAを開催するか否か、開催出来るのかどうかの議論が行われた。まさに侃々諤々の議論が行われたが、理事会では決定が見られなかった。理事会の後に行われた運営委員会(フィッシングショーOSAKA運営のための専門委員会)でも各委員の意見を聞き、さらに検討を重ねたが最終決定には至らず結論は翌月に持ち越しとなっていた。

 ただ、フィッシングショーOSAKAは3日間で最大約6万人が来場する釣具業界の中でも最大級のイベントであり、関係する企業・団体も非常に多い。出展社募集のスケジュール等、ショーの準備や運営を考えると、遅くとも7月には2020年2月に行うショーの開催可否について、最終判断を行う必要がある。

「フィッシングショーOSAKA」は釣具業界の中でも最大規模のイベントだ

コロナ対策を十分に行った場合、どのようなショーになるのか詳細に検討。しかし…

 そして、7月21日午後2時より大阪市西区にある大阪釣具協同組合事務所会議室で再び理事会が開催された。

 理事会では、コロナ対策を十分にした場合、どのようなショーになるのか、またその解決方法の案などが細かく紹介された。

 一例を挙げると、ショーの来場者全員に検温を行う必要があり、37.5度以上の人は入場不可とする。また、コロナ対策として来場者を全て追跡できるようにする必要があるため、「大阪コロナ追跡システム」の登録の徹底が必要。さらに、会場の各号館でも入場者数を制限する必要があるため、体温チェックを通過した来場者には各号館の入場札を渡して入場してもらう。あるいは、各号館に定員を設定した入退場用のバーコードを配布するといった内容だ。  

 こういった課題と対応策について「入場待ちの列にはどういった対応が必要か」、「インフォメーションやエントランスはどうするのか」、「屋外の飲食コーナーはどうするのか」、「感染が疑われる人への対応はどうするのか」等、各項目に分かれて細かく検討され、それぞれ現実的に対応可能かどうか等が時間を掛けて審議された。

 会議では「今、新しい釣り人が増えていると言われており、釣具店の店頭も賑わっていると聞く。こういった流れがある中で、釣り人や関係業者を応援する意味でも、釣り人に喜んでもらえるイベントを我々は行うべきではないか」といった意見や、「大阪でも再び感染者が増加しており、リスクが大きすぎるのではないか。スタッフの数が十分に集められるかも不明であり、出展社がどれだけ集まるかも未定。さらに、開催に向けて準備を進めていても、再び感染拡大が拡がれば開催直前で中止を余儀なくされる可能性もある」等も意見もあり、侃々諤々の議論が行われ「フィッシングショーOSAKA」というイベントのあらゆる角度から開催の是非、可否について検討が行われた。

 理事会でも結論が出ず、理事会後に行われた運営委員会で再度出席者全員から意見を聞いた。

 結果としては、ほぼ全ての出席者が「開催は難しいのではないか」という意見が出され、理事長も再び理事に諮り、そこで正式に「フィッシングショーOSAKA2021」の開催中止が決定した。

毎年多くの来場者が集まるフィッシングショーOSAKA。家族連れの来場も多く、多くの人に釣りの楽しみを伝えらるショーなのだが…

来場者や関係企業の安全を最優先に考える事はもちろん、中止の場合、関係企業の経済的損失も考慮してギリギリまで開催に向けて努力してきたが断腸の思いで決断

 橋本理事長は「フィッシングショーOSAKAを何とか開催するために、今まで全力で取り組んで議論を重ねてきましたが、2021年の開催は中止と決定させて頂きます。理事や委員の思いが1つにならなければイベントは成功しないと私は思います。皆様全員の意見を改めてお聞きし、やはり今回は中止と判断するのが妥当だと思いました。

 ショーの中止は断腸の思いですが、来場して頂けるお客様、出展社様、関係企業様等の健康や安全は最重要に考える必要があります。しかし、それだけではなく、ここまで時間を掛けて議論を重ねてきたのは、フィッシングショーOSAKAは規模も大きく、関係する企業も非常に多いイベントです。中止するとなれば協力して頂いている企業等への経済的な損失も非常に大きなものになります。大阪釣具協同組合にとってもフィッシングショーOSAKAは最重要のイベントですから、簡単に中止を判断できるものではありせん。ですから何とか開催できないかとギリギリまで議論を重ねてきました。しかし、本当に苦渋の決断ですが、2021年の開催は中止とさせて頂きます。

 ただ、中止を決定して何もしないわけではなく、それに代わるものを何かできないか、さらには2022年の開催に向けて、どういったショーが出来るのかの準備を今からしっかり進めていければと思います。ご協力をよろしくお願いします」。

 今回、2021年2月5―7日にインテックスOSAKAで大勢の人が集まるリアルなイベントとしての「フィッシングショーOSAKA2021」の開催中止は正式に決定した。

 ただし、それに代わるものとしてウエブでのフィッシングショーの開催や、規模は全く異なると思われるが代替のイベント等が行われる可能性もある。これらについては、現時点は未定だが、今後検討が行われていく。

 フィッシングショーOSAKAは2021年に第58回(58年目)を迎える歴史あるショーだが、新型コロナウイルス感染拡大により、開催史上初の中止が決定された。ただ、ここで一旦、間をおいて様々な新しい可能性も検討し、さらにパワーアップした「フィッシングショーOSAKA」を目指していくものと思われる。

 【文責・釣具新聞】

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