公益財団法人日本釣振興会静岡県支部では、11月19日(日)、静岡市清水区日の出埠頭において、静岡市との主催で「清水港日の出埠頭『釣り開放』釣り体験教室」を開催した。
同イベントは年間を通して定期的に行われている体験教室だが、今回は年内最後の開催となった。
当日は、終日穏やかで最高の天候のもと、9時前には一時入場制限をするほどの盛況となった。入場数328名(大人168名・子供160名)と非常に多くの家族が参加し、初心者からベテランまで思い思いの釣りを楽しんでもらった。
釣果は、サビキでサッパ、アジが釣れ、その他にカサゴ、マダイ、クロダイ、メジナ、カワハギなどの釣果があり、今回も多くの家族の笑顔に包まれた釣り開放・釣り教室となった。
安全対策講習や「Sports & Fishing」Projectのブースも
この事業は、ソーラス条約で閉鎖されている清水港日の出埠頭の一部を一般の釣り人に開放して行われる「釣り開放」釣り体験教室だ。
清水港は、2019年、国土交通省より、「釣り文化振興モデル港」として指定を受けている。
国交省港湾局では、地域の関係者による釣り文化振興の取り組みが進められている港湾を「釣り文化振興モデル港」として指定をしており、清水港日の出埠頭では毎年4、5回の釣り開放を実施している。
同支部では、初心者、ジュニア、シニア世代を対象にした釣り教室や大会を実施し、釣りの普及活動に力を注いでいる。
また、今回の釣り開放の会場では、水辺のレジャーを安心・安全に楽しむため、清水海上保安部による安全対策講習会や、清水エスパルスと富士工業が協働しておこなう、「Sports & Fishing」Projectのブースも出展。マナーの啓蒙活動も実施された。
【提供:日本釣振興会静岡県支部・編集:釣具新聞】
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