【行政主催のバス釣り大会】海津市役所で表彰式。ロクマルも登場、豪華賞品多数!バスフィッシングは観光資源

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「第5回海津市バス釣り王決定戦」の表彰式参加者
海津市役所で「第5回海津市バス釣り王決定戦」の表彰式が行われた

岐阜県海津市では「川のまち・バス釣りのまち、かいづ」として、Instagramを活用したバス釣り大会を2019年より開催してきた。

海津市ではバス釣りを観光資源として捉えており、市が主催してバス釣り大会を行っている。バス釣りを活用して、多くの釣り人に海津市に訪れてもらい、交流人口や関係人口を増やす事が狙いだ。

海津市の取り組みはコチラ → 【バスフィッシングは重要な観光資源】。岐阜県海津市の取組み。横川市長とジークラック青木社長が対談

5回目となる今年は、4月22日から5月22日までが大会期間で、海津市内の河川(池は除く)で釣ったバスのサイズで競われた。

人気バス釣り場の大江川・中江川。県外からも毎年多くの釣り人が訪れる

海津市内には大江川や中江川といった全国的にも有名なバス釣り場があり、年間を通して地元岐阜県はもちろん愛知県、三重県、滋賀県など幅広い地域から多くの釣り人が訪れている。

河川沿いには「アングラーズパーク」という釣り人用に作られた駐車場もある。

アングラーズパーク海津
「アングラーズパーク海津」。釣り人の迷惑駐車の解消にも役立っている

大会の参加方法は、まず海津市公式の釣り専門インスタグラムのアカウントをフォローする。そして、バスが釣れれば、指定されたキーワードを書いたカードと、魚のサイズが分かるように置いたメジャーと釣果を一緒に撮影し、ハッシュタグを付けて投稿するという流れだ。

インスタグラムを活用し、大会期間も1カ月とする事で全国各地の釣り人にアピールする事が出来、また期間中に何度も海津市に足を運んでもらえる仕組みとなっている。

市役所で表彰式、市長から表彰状。協賛各社より豪華賞品も多数用意!

6月24日、海津市役所で「第5回海津市バス釣り王決定戦」の表彰式が開催された。表彰式には海津市の横川真澄市長も出席し、入賞者にそれぞれ表彰状を手渡した。

「第5回海津市バス釣り王決定戦」の表彰式の様子
表彰式の様子。入賞者のほか、海津市役所員やメディアが駆けつけた

表彰式は午後1時半から開始された。会場には入賞者や海津市役所員、地元メディア、YouTuber等が参加。協賛各社から贈られた豪華賞品も多数用意されていた。

冒頭、横川市長から下記要旨の挨拶が述べられた。

海津市の横川市長
海津市の横川市長

「毎年バス釣り王決定戦は楽しみな行事の1つです。今回で5回目となりますが、昨年を大きく上回るご参加を頂き、大変嬉しく思います。

これから表彰式を始めさせてもらいますが、皆様おめでとうございます。今大会は60㎝オーバーも出たという事で、今後も多くの釣り人が海津市に来てもらえるのではないかと思います。

バス釣り王決定戦は大切な地域資源であるバス釣りを活かして、海津市の認知度向上や関係人口、交流人口の増加を目指して行っています。SNSを活用して、川のまち、そしてバス釣りのまちである海津の魅力を多くの方に発信して頂きたいと思います。

今日来て頂いている方は、日頃から海津市に来ていただいておりますが、海津市にはおいしい食べ物やオシャレなカフェもありますので、海津市の魅力をSNS等を通じて、ぜひ発信して頂きたいと思います。

今回の大会のキーワードは、4月にオープンした『羽根谷だんだん公園キャンプ場』に関するワードにさせて頂きました。Wi-Fiも完備された素晴らしいキャンプ場ですから、今後バス釣りに来られた際にはぜひキャンプも楽しんでもらえたらと思います」。

海津市に感謝、10回、20回と続けていける大会に

次に大会のスポンサーを代表し、地元岐阜県の企業であるジークラックの青木邦充社長からも下記要旨の挨拶が行われた。

ジークラックの青木社長
ジークラックの青木社長

「毎回思うのですが、バス釣りをさせてもらえるだけでなく、このような大会を行政の方が公にやって頂けるのは全国でも数少ない事例だと思います。その誇らしい大会が5回目を迎える事が出来て、本当に嬉しく思っています。今後、10回、20回と続けていける大会になればと思います。

本日の参加者にもお子様が多数参加されています。大きくなられたら、またこの場に来られるよう、我々も頑張っていきたいと思います」。

大会の投稿数600件超。参加者数も増加傾向、海津市への注目高まる

続いて、今回のショーの結果や入賞者の発表が行われた。今大会の投稿数は678件、有効投稿数650件、参加者数110人となり、いずれも前回より大幅に増えていた。

「第5回海津市バス釣り王決定戦」の表彰式の様子
今大会2位のバス。ブルフラットで釣った

今回の大会では愛知県の参加者が多く、岐阜県、三重県からの参加も多かった。担当者に聞くと、参加者が増えたのは今年3月に名古屋で開催された「ザ・キープキャスト」に出展した効果が大きかったのではないかという。

表彰は、投稿されたバスのサイズ順に1位から11位まで。また「惜しい! あと5㎜で賞」、「投稿の鬼で賞」、「大会皆勤賞」、「PR特別賞」、「親子特別賞」、「レディース特別賞」など多くの賞が用意され、釣った魚のサイズ以外でも楽しめる大会となっていた。

「第5回海津市バス釣り王決定戦」の表彰式の様子
横川市長から表彰状が手渡された
「第5回海津市バス釣り王決定戦」の表彰式の様子
協賛社から豪華賞品が多数贈られた。当日は2位の表彰者。大江川でブルフラットを使い58㎝をヒット。10位以上は全て50㎝アップをハイレベルな大会だ

入賞者にはそれぞれ横川市長より表彰状が手渡された。また人気ルアーセットなど、豪華な賞品も贈られ大いに盛り上がった。

最後に記念撮影を行い、表彰式は終了となった。

協賛企業

一誠、オー・エス・ピー、オーバスライブ、ガンクラフト、ザップ、ジークラック、ジャッカル、ディーアールティー、デプス、レイドジャパン、ラッドセンス、エルエーエイチエム、フィッシング遊、藤太、海津市観光協会

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