4月9日(日)、10日(月)、三重県尾鷲市沖にて「令和5年度GFG杯争奪全日本地区対抗チヌ釣り選手権」が開催された。
主催はがまかつ製品愛好者による「がまかつファングループ(GFG)」。共催は株式会社がまかつ、GAMAKATSU PTE LTD。
この大会は、2年に1度(チヌ・グレ隔年開催)開かれるチヌ釣りの全国大会だが、新型コロナウイルスの影響で4年に渡って開催が延期されていた。
参加選手は、北は東北地区から、南は沖縄地区までの全11地区本部よりそれぞれ3名ずつ選抜された33名と、関西・中部合同チーム3名を含む計36名。個人戦、団体戦の各部門で、25㎝以上のチヌまたはキビレ5尾までの総重量で争われた。
当日は天候も良く、風も比較的穏やかな大会日和となった。3船(ゆき丸渡船、大ちゃん渡船、川端渡船)に分乗し、各磯に分かれ約7時間の熱い戦いが繰り広げられた。
今年は釣果が芳しくなく難しい大会となったが、その中でもしっかりとリミットの5枚を揃えられた四国地区の新居泰司選手が優勝した。
新居選手は「初めての場所で分からないことが多かったのですが、地元選手に尾鷲の磯の特長を教えて頂き、試合開始直後の朝の6時から8時の間にチヌを固めて釣ることができました」とコメントしている。
個人戦の結果は以下の通り。
また、団体戦は、個人戦2位の佐々木選手が所属する東北地区が第3位、全員が安定して釣果を上げた沖縄地区が第2位、そして個人戦優勝の新居選手が所属する四国地区が8㎏を超える釣果で優勝した。団体戦の結果は以下の通り。