2月25日(土)、26日(日)、新潟県新潟市の朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターにて「にいがたフィッシングショー2023」が開催された。主催は株式会社ホンマ/フィッシャーズ。
今年の出展企業は116社(フードコート、PR参加団体含む)。来場者数は初日が過去最高の1万2000人以上、2日目が1万人以上、合計2万2000人以上が来場した。
3年ぶりのリアル開催とあり来場者の期待も高く、加えて受注特典やサービスを充実させ、特別サイトやSNSでの発信が来場者数の増加に繋がり、コロナ前の来場者数を大きく上回る結果となった。
「にいがたフィッシングショー」は、毎年この時期に開催される総合ジャンルのショーだ。ルアーはもちろん、アユ、投げ釣り、船釣りなど様々なジャンルの商品が出品される。
新製品を会場で予約すると特典もあり、来場者にとっては欲しかった竿やリール等を実際に触って確かめてから注文が出来ることで人気だ。
また、会場内に設置される即売コーナー「フィッシャーズ朱鷺メッセ店(2日間限定店舗)」でも様々な特価品が用意され、多くの客が訪れる。人気アングラーも多く来場し、出展ブース以外にも様々なイベントが用意されている。
新製品が大集結、その場で予約も出来る展示会。ステージやイベントも盛りだくさん!
イベント当日は、主催者の予想をはるかに上回る盛り上がりとなった。開場時間の10時前には長い待機列ができ、オープン後の入場には1時間以上を要した。コロナ対策のため、手指の消毒を行ってからの入場となった。
会場では多数の人気メーカーがブースを構え、新製品の展示・予約の受付を行った。また、出展ブース内では、イベント限定アイテム等の販売が行われ非常に好評だった。
出展社はクジやガチャ、ステッカープレゼントなども積極的に行い、集客のための色々な工夫が行われていた。今年は初めてアウトドアメーカーからも出展があり、多くの客が訪れていた。来場者は思い思いに各ブースを楽しんでいる様子だった。
メーカーブースの他にも、人気アングラーによるステージ企画や新潟グルメを満喫できるフードコート、金魚すくいなど、ベテランからファミリーまで楽しめる企画が盛りだくさんだった。
ステージではトークショーの他にも、ジャンルごとに様々な釣り講座も開催されていた。人気ユーチューバーの出演もあり、多くのファンがステージを楽しんでいた。また、新潟発のアイドルグループ「courtesea(コテーシー)」もステージに登場し、迫力あるパフォーマンスで会場を盛り上げていた。
地域の特色を活かしたブースも用意されていた。能水商店のブースでは、新潟県立海洋高等学校で開発された大人気商品・鮭の魚醤「最後の一滴」をはじめ様々なグルメを販売。隣接した海洋高校のブースでは学校紹介も行われた。
また、「~釣った魚をつまみに一杯~ 日本酒販売コーナー」では、地元新潟の酒蔵が出展し、販売も行われた。
新潟・地元密着のフィッシングショーを目指して
主催者に感想を聞いた。
「3年振りのリアル開催ということで、大盛況でした。来場者アンケートからも、お客様が開催を待ち望んでいたという事が伺え、『次回はノーマスクで!』など、早くも来年の開催に期待する声もありました。新型コロナ感染者数も減少傾向の中、感染症対策を施した上で開催出来たことが、来場者の増加に繋がったのではないかと思います。
新製品予約受注に関しても過去最高の予約金額でした。また、即売コーナーにも多くのお客様に来場して頂き、売上も過去最高を更新しました。
会場には、村田基さんやユーチューバーのマルコスさんなど、3年前の来場者アンケートで要望の多かったゲストにご来場いただき、多くのお客様とふれあって頂きました。
また、今回はコロナ禍で人気だった「キャンプ(アウトドア)」のメーカーからも初めて出展頂き、特にものづくり・アウトドアの町『燕三条』のメーカーの出展は大好評でした。
家族で楽しめるイベントを目指して、金魚すくいや、木工教室も初めて開催しました。特に木工教室は、 弊社が実施している環境保全活動の一環として、木材加工の際に出た細かな廃木材を使って行いました。ほか、佐渡市や新潟県立海洋高校、地元新潟の酒蔵からも初出展してもらいました。
今後も釣り・アウトドアをはじめ、新潟県内の魅力あるものを『にいがたフィッシングショー』に集め、地元新潟に密着したイベントとして開催していきます」。
【提供:(株)ホンマ・編集:釣具新聞】