釣り糸やアパレル、釣り用アクセサリーなどの製造・販売を手掛ける(株)サンライン(山口県岩国市本社・中野郁夫社長)は、世界70カ国以上に製品やサービスを展開しており、世界共通の課題解決にも全社を挙げて取り組んでいる。
持続可能な地域社会を実現することを目指し、製品資材にエシカル素材を導入するほか、水辺の環境保全活動や環境活動イベントへの参画など、SDGsに繋がる様々な活動を行っている。
釣り糸のスプールにライメックス素材を導入。石油原料の使用抑制
サンラインでは、これらのSDGs活動の一環として、地球環境に優しい「LIMEX」(ライメックス)素材を使用したスプールを釣り糸のスプールとして導入。
ライメックス素材の主原料である石灰石は100%国内で自給自足でき、石油由来の原料使用量を抑制することで、環境負荷を低減するのが目的だ。
また、石灰石は世界各地の埋蔵量も豊富で、かつ高効率でリサイクルも可能なため、ほぼ無尽蔵な素材といわれている。
この取り組みを通じて、サンラインはSDGsに貢献していくとしている。
サンラインのSDGs活動については、サンライン公式ホームページからも確認できる。
釣具業界各企業等が行っている環境への取り組みを紹介 → 「釣具業界 環境への取り組み特集」