11月30日、公益財団法人日本釣振興会東京都支部は「ルアーフィッシングに挑戦・としまえんフィッシングエリア」を開催した。
東京都練馬区向山にある「としまえんフィッシングエリア」は、都心で気軽に釣りが楽しめる所として人気スポットとなっている。
今回は13組33名の親子が参加。トラウトフィッシングにチャレンジ
4回目となるこの日は絶好の釣り日和となり、懸念された寒気も緩く、無風快晴の中、13組33名の親子がルアーで狙うトラウトフィッシングにチャレンジした。
日本釣振興会東京都支部の14名(内6名は講師兼任)のスタッフとトラウトフィッシング協議会の講師13名は朝7時に集合し、釣具をはじめ、救命具や配布物等を手際よく準備し、安全対策も細かく行った。
8時から受付がはじまり、8時40分にイベント開始。伊藤役員から常見英彦支部長が紹介され、常見支部長は参加者と関係者に謝辞を述べ、日本釣振興会の主な活動とその意義を分かりやすく解説し、「今日は魚もたくさん放流されていてるので、釣りを楽しんでください。分からないことがあったらベテランのコーチに聞いてください。また日本釣振興会のホームページもぜひご覧ください」と挨拶した。
続いて、伊藤役員からスケジュールと注意事項が説明され、集合写真の撮影が行われた。
9時に実釣開始となり、参加者は中央のナイアガラエリアの四角いプールの三辺に分かれ、トラウトを狙ってルアーをキャストしはじめた。
釣り場は1時間単位で入れ替わるという公平なルールが採用された。
開始からすぐに中学3年生の男子が1尾目のトラウトを釣り上げ、次第に各所でも釣れはじめた。ここの魚は富士山の流水で育った美味しいニジマスとして人気があり、他にも様々な魚が放流されている。
69cm・4kg近いニジマスも登場。全員に釣果があり、大いに盛り上がった
終了の正午直前に歓声が沸き、オフィスユーカリの石川講師が小学2年生の男子と共に、練馬サーモンを釣り上げ大盛り上がりとなった。69㎝・3.97㎏の大型ニジマスだった。
今年も10尾以上釣った親子もいて、また13組すべてが1尾以上釣れた。そして、お土産のニジマスも希望者に渡された。
参加者は小学1年生から中学3年生までの男子、女子がほとんどで、釣りもルアーも魚も初めての家族が多く「1尾でも釣れてよかった」、「なかなか釣れなかったけれど面白かった」など、多くの参加者は満足していたようだ。
閉会式では常見支部長が「家に帰るまでが釣りのイベントですから、怪我や事故のないように」と挨拶し、終了した。