【高本采実さんにインタビュー】「4コマ水産学」が話題の釣りタレント。魚の生態から釣りの魅力を発信!

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大好きな「大物釣り」の魅力。メモリアルフィッシュは「174cm・73㎏のキハダマグロ」

釣り中の高本采実(あやみん)さん
大物を釣るために筋トレもしている高本さん。「主に鍛えるのは体幹と下半身。揺れる船の中でちゃんと腰を落としてファイト出来るかが大事」と語る

――1番好きな釣りは大物釣りだそうですが、始めたキッカケは?

「4年前に初めてマレーシアで怪魚釣りをして、現地の方曰く推定70㎏のグルーパーを釣ったんです。そこで初めてのビックファイトを経験して、ハマりました。その後は国内外問わずいろんな所で大物釣りに挑戦していて、特にGTが一番好きです」

高本采実(あやみん)さんと自身が釣り上げたグルーパー
2018年、マレーシアで初めて経験した大物釣り。このグルーパーがキッカケで大物釣りにハマった

――今まで1番嬉しかった釣果は何ですか?

「1番印象に残っているのは2019年7月に釣ったキハダマグロです。和歌山県の白浜沖でカジキを狙ってたらヒットしたんですけど、巻いても巻いてもあと10m~30mで何度も沈むので、『なんで…?』と思いながら釣り上げたら、174cm、73㎏の超大型のキハダで…。ファイト時間は約1時間にもなりました」

高本采実(あやみん)さんと自身が釣り上げたキハダマグロ
一番のメモリアルフィッシュは超大型キハダマグロ。「絶対誰にも渡したくなかったので、最後まで自力で、スピニングで釣り上げました」と話してくれた

――高本さんが思う大物釣りの魅力は何ですか?

「何かしらのドラマがあるのが大物釣りの魅力です。自分が釣れなくても他の人が釣れるとその感動を共有出来ますし、『次は自分の番かもしれない』と思うとハラハラドキドキして楽しいです!大物釣りに行くと周りも年上の方が多いんですけど、皆さん釣れた時は『よっしゃぁぁ!』と声を上げて大はしゃぎしてるんです。これから自分が年をとっていってもずっと感動出来るゲームって素晴らしいなと思います」

高本采実(あやみん)さんと自身が釣り上げたGT
高本さんいわく「大物釣りには何かしらのドラマがある」。(写真は今まで釣った中で一番大きいGT)

大反響の「4コマ水産学」。釣りの新たな楽しみ方を提供したい!

――色んな所で釣りをされていますが、コロナが流行し行動制限があった時はどうされていたんですか?

「釣りに行けない時間が増えて、その時に始めたのが『4コマ水産学』でした。魚のイラストにセリフを添えて4コマ風に魚の豆知識を紹介し、SNSなどで発信しています。釣りをしていて魚の生態を知っているからこそ楽しい瞬間があるので、それを多くの人に伝えたくて始めました」

高本采実(あやみん)さんが描いた4コマ水産学のカサゴ
SNSで投稿し、特に反響の大きかったカサゴの生態を紹介した回。子供にも分かりやすい内容で、ダイワが運営する「D.Y.F.Cオンラインアカデミー」のコンテンツとしても公開中

――可愛いイラストも4コマ水産学の魅力ですが、どこかで習得したんですか?

「イラストはド素人なんです。ただ、絵を描くのは好きな方だったので、『魚の絵にセリフを添えたら面白いかな?』と思い、まずはハマチを題材に、スマホに指で書いて投稿してみたら思いのほか反響があって。最近では4コマ水産学がキッカケで私のことを知ってもらえる事も多くて嬉しいです」

高本采実(あやみん)さんが描いた4コマ水産学のハマチ
スマホに指で描いて、初めて投稿したハマチ回。「はじめは魚のセリフも標準語だったんですが、途中から関西弁になていきました(笑)」と話してくれた

――今後、4コマ水産学で実現したいことはありますか?

「実釣と絡めたいと思っています。実際に釣りに行って、『4コマ水産学で登場した生態学に基づいて釣りをすると、本当に釣れるのか?』という実証動画を撮りたいです。釣り人にはさらにプラスの楽しみ方を提供して、魚に興味がない方には4コマ水産学が窓口になって、魚や釣りに興味をもって頂くキッカケになればと思います」

高本采実(あやみん)さん
自身のYouTubeチャンネル「さかなのきもち」でも4コマ水産学を使って魚の生態を解説している
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