【富士工業】「Kガイド」模倣品装着の釣竿を取締り。中国から輸入、日本国内で通信販売

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富士工業株式会社(大村一仁社長、本社=日本)は同社が製造、販売している傾斜フレームガイド「Kガイド」シリーズに関わる特許権(特許登録第4755670号他)、意匠権(意匠登録第1367079号他)を侵害する模倣ガイドを装着した釣竿が販売されているのを確認した。

この釣竿は「大興石材産業株式会社」が、中国から輸入し、インターネット上のショッピングモールで「釣具屋ゴチュールジャパン」の店名にて、2020年8月から販売していた『Gotureシリーズ』内の釣竿で、2022年7月に富士工業(株)から特許権、意匠権に基づく警告を受け、大興石材産業(株)は、同年8月に在庫していた該当の釣竿の販売を中止し、10月には該当の釣竿から模倣ガイドは切除され、模倣ガイドは廃棄処分が行われる。

富士工業のKガイドシリーズ真正品
富士工業のKガイドシリーズ真正品。左からKT、KL-H、KW
大興石材産業が販売したGotureシリーズ釣竿に装着された模倣ガイド
大興石材産業が販売したGotureシリーズ釣竿に装着された模倣ガイド

一方で富士工業(株)は、大興石材産業(株)との間で、今後、このような模倣ガイド装着の釣竿を決して輸入、販売をしない誓約をする形の合意書を締結し、今後、該当の釣竿の販売により消費者に不測の損害を生じさせぬ様に対応している。

富士工業(株)は、絶え間ない技術開発を通じて釣具製品を製造して、独自技術を保護するために、特許権を含む多数の知的財産権を保有している。

このような知的財産権には、「Kガイド」シリーズに関する特許権、意匠権も含まれ、権利の侵害者、及び不正競争行為者に対しては、釣具業界の秩序維持と正常な発展の為、厳正に法的措置を講ずるとしている。

関連記事 → 【富士工業】税関が傾斜フレームガイド「Kシリーズ」知財侵害品を認定 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト (tsurigu-np.jp)

関連記事 → コピー商品(模倣品)の釣り具を発見!どうしたらいいの?【弁護士に聞く】

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