ヤマベ(北海道地方でのヤマメの呼び名)を増やし楽しんでもらおう、と公益財団法人日本釣振興会北海道地区支部は、7月23日に札幌市西区の琴似発寒川(ことにはっさむがわ)、30日に札幌市清田区の厚別川の2河川で計1万2000尾のヤマベを放流した。
両日とも午前7時半から実施。ヤマベの大きさは5~12㎝で、放流尾数は両河川それぞれ6000尾。
23日の琴似発寒川には同支部加盟のフライフィッシング倶楽部札幌の14名、30日の厚別川は、日本へら鮒釣研究会北海道支部の5名など、計11人が参加した。
2河川とも、恵庭市の養殖業者がトラックでヤマベの入ったタンクを載せて現地に運んだ。参加者はたも網でヤマベをビニール袋に入れてもらい、河畔に運び放流した。
琴似発寒川は河川敷に公園が整備され、指定された場所ではキャンプができ、ヤマベ釣りを楽しむ人が多い札幌市民憩いの場所。厚別川も子供から大人まで多くの人が釣りを楽しんでいる。
同支部では、ヤマベの資源を増やしヤマベ釣りを楽しんでもらおうと、琴似発寒川では3年前から、厚別川では2年前からヤマベを放流している。
【提供:日釣振北海道地区支部・編集:釣具新聞】