10月8日(日)、愛知県豊川市の三河臨海緑地公園でハゼ釣り大会が開催された。
主催者は豊川市観光協会。共催はフィッシング遊、(株)平松食品、協力は愛知県釣りインストラクター連絡機構。
この大会は、ハゼ釣りを楽しむだけでなく、三河地方で親しまれてきた「ハゼの佃煮」を若い世代に伝えていく、「食文化の継承」という一面も持つ取り組みだ。
当日は、豊川市にある三河佃煮の老舗「平松食品」も参加し、釣れたハゼの買取も実施された。
大会には110人以上が参加。参加者は皆、時間いっぱいまで釣りを楽しんでいた。フィッシング遊のスタッフも、初心者を中心に釣り方のレクチャーを行った。
また、JOFI愛知のメンバーは、ライフジャケットの正しい着用の仕方や糸の結び方講座、ウキ釣り教室などを実施。参加者は、楽しく、真剣に説明を聞いていた。
大会中には参加者によるゴミ拾いも実施。また、平松食品が買い取ったハゼは6㎏以上となり、お正月前に地域のスーパーなどで販売される予定だ。
参加したフィッシング遊のスタッフは、「この地域の文化継承のお手伝いに少しでも貢献できた事、みなさんにハゼ釣りの楽しさをお伝えできた事。また、当社のSDGsの取り組みにも関わる活動に参加出来、素晴らしい体験ができた1日でした」とコメントしている。
【提供:アサヒレジャー・編集:釣具新聞】