東京都、神奈川県、山梨県を流れる多摩川。首都圏を流れる川でありながら、野草や野鳥も多く見られる自然豊かな川だ。
夏には多くの天然アユが遡上する。また、河口部ではスズキやハゼなども良く釣れる。
都会の中の豊かな自然を「釣り」を通じて多くの人に体験して欲しい。同時にゴミの持ち帰りなど釣りのマナーも身に付けてもらおうという思いで、公益財団法人日本釣振興会が開催している「多摩川フィッシングフェスティバル」。
例年であれば、上流から下流に向けて2回から3回の釣り体験教室等が開催されている。
今年は第1会場が釜の淵でウグイ釣り等を体験してもらう予定だったが、大雨等のために開催が中止。
そして、9月19日(日)に開催を予定していた第2会場の殿町第二公園先(多摩川の河口部)も、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止が決定した。
会場となる神奈川県も緊急事態宣言が発令されており、延長される見通しだ。
特に第二会場ではスタッフ、参加者、そして一般の釣り人も多い事から、開催は難しいと判断されたようだ。
主催者では「開催を楽しみにされていた皆様には、大変申し訳なく、恐縮でございますが、何卒ご理解頂きますようお願いいたします」とコメントしている。