
毎年10月第3日曜日に行う(公財)日本釣振興会の全国一斉清掃デー「水辺感謝の日」に先駆けて、北海道では10月12日(日)に同北海道地区支部が主体となり苫小牧市勇払にある海釣り開放施設「一本防波堤」で一斉清掃を行った。
北海道地区支部では釣具卸を中心としたアイビックグループ(64名)や、地元釣具店、釣具メーカー、関連企業(32名)に加え、地元企業のトヨタ自動車北海道有志(194名)、なんでもリサイクルのオカモトグループ(10名)など合計300名が参加。中には家族での参加もあり、64人の子供も清掃に加わった。

参加者は事務局の仕切りで4ブロックにわけて清掃が行われた。
苫小牧におけるこの清掃は令和元年(2018年)より開始され、今年で7年目を迎えている。
当日は生憎の雨模様。9時30分から開始し、しだいに雨足が強まってきたため予定を繰り上げして10時30分に終了。それでも例年に匹敵する1780㎏のゴミが集められた。

開会オリエンテーションは8時15分から行われ、最初に主催者である日本釣振興会北海道地区支部の佐藤正基支部長より関係各位へのお礼と下記要旨の挨拶が述べられた。

「本日は早朝より水辺感謝の日にご参加頂き有難うございます。今年で7回目を迎える清掃活動になります。今回は今までで最も多い約300人もの参加をいただきました。皆で努力して浜辺をキレイにしていきたいと思います。本日は怪我、事故の無いように。またこの模様は釣り新聞でも掲載します」。

また、共催する(一社)苫小牧港釣り文化振興協会代表理事の明村享会長より「我々が運営する一本防波堤周辺の釣り場清掃いただき、ただただ感謝です。怪我に気を付けて活動ください」と挨拶があった。
その後、清掃の注意点の説明が行われ、4つの班に分かれて清掃が行われた。清掃は、水際や浜辺の清掃の他、周辺の草むらや消波ブロックの中も行われ、ペットボトル、空き缶、容器類、お弁当の容器やBBQの網などのゴミも多く、参加者は火ばさみを使って回収した。
広いエリアのため、ゴミ運搬車両を仕立てて1カ所に回収。雨天のため1時間ほどの清掃だったが、目に付くゴミも無くなり、水辺はキレイになっていた。最後に参加した人々全員に一本防波堤から利用サービス券、アイビックグループからいももちなどの協賛品が振舞われた。
【提供:日本釣振興会北海道地区支部・編集:釣具新聞】
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