【サッポロルアーフェスタ2025】5000人超の来場者、北海道の釣り人を大いに盛り上げた2日間

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6月7―8日、札幌市白石区にあるアクセスサッポロで「サッポロルアーフェスタ2025」が開催された。来場者数は2日間で5000人以上が来場したと思われ、大盛況となった。北海道の釣り人を大いに盛り上げるショーとなり、今後の市況にも良い影響が期待できそうだ。

サッポロルアーフェスタの会場風景
85社のブースが出展、見応えのあるショーとなっていた

人気ルアーメーカー、北海道中心に活躍するメーカーなど多数出展

サッポロルアーフェスタは昨年に続き2回目の開催となる。このイベントの主催はつり具センターグループ・CORSO札幌・CORSO旭川・マイロッホ。

前回の出展社や来場者の要望に応え、会場をアクセスサッポロに変更して会場の面積を拡大。出展社数も増やし、規模を拡大して開催された。

出展メーカーは85社。ダイワ、シマノといった総合メーカーから、人気のルアーメーカー、ロッドメーカー、アパレルメーカーなどが出展した。

サッポロルアーフェスタの入場待ちの列
早朝から入場待ちで長蛇の列が出来ていた

早朝から長蛇の列。ハンドメイドルアー販売コーナーも大人気

両日とも早朝から会場前には軽く200人を超える長蛇の列が出来ていた。

前回同様、今回もハンドメイドルアー販売は非常に人気だった。主にサクラマスやアキアジ用のジグやミノーなどが販売されていた。

一般的な流通はしていないものが多く、イベント時にしか手に入らないといったルアーも多い。熱狂的なファンが多く訪れ、ハンドメイドルアーのコーナーは昼過ぎでも購入希望者の長蛇の列が出来ていた。

サッポロルアーフェスタの会場風景
ハンドメイドルアーのコーナーは大賑わい
サッポロルアーフェスタの来場者
早朝から並んでいた来場者。お目当てのルアーをゲットしていた

来場者は子供を連れた家族連れや女性も多く、年齢層も幅広かった。メーカーブースでも、イベントや特別な商品の販売などが行われているブースは大きな人だかりや、長い列が出来て賑わっていた。一時は通路も通りにくいほど、来場者でごった返し、会場は大いに盛り上がっていた。

サッポロルアーフェスタの会場風景
メーカーブースには魅力的な商品がズラリと展示された

メーカーブースに出品されていたのは、サクラマス、アキアジ、ブリ、マグロなどのソルト関係やトラウト関係など、北海道向けの商品や話題の新製品だ。ロッドも各モデルが出品されており、実際に触り、スタッフに曲げてもらい、購入の参考にしていた来場者も多かったようだ。

サッポロルアーフェスタの会場風景
場内は多くの来場者でごった返していた

人気ユーチューバー、有名アングラーも多数来場。トークショーも大人気

また多くの有名アングラーがメーカーブースに立ち、商品の説明はもちろん、サインや写真撮影などファンサービスも行っていた。来場者にとって良い機会になったはずだ。

釣りよかでしょう。
大人気だった釣りよかでしょう。トークショーやブースも大賑わいだった
マルコス
人気ユーチューバーのマルコスも登場

特設ステージではトークショーも行われた。マルコス、釣りよかでしょう。といった人気ユーチューバーや村田基、ジャークマン、川上英佑などの有名アングラーもトークショーを行った。北海道ならではの攻略法やテクニックも紹介され、釣り人のスキルアップや、気持ちを大いに盛り上げていた。ステージのMCはミュージシャンの田村次郎氏が行っていた。

サッポロルアーフェスタのトークショーの様子
トークショーには多くの人だかりが出来ていた
ジャークマン
ジャークマン
ディープライナー
西本康生
フッチー
フッチー&にっしゃんでトークショーを行った。司会はミュージシャンの田村次郎さん
川上英佑
ヤマリアの川上英佑。北海道のエギングに役立つトークショーを行った

ほか、子供向けの「ルアー塗り絵コーナー」も人気だった。また、来場者全員が参加できるハズレなしの大抽選会では、豪華賞品も多数用意され、来場者を大いに喜ばせていた。

サッポロルアーフェスタの会場風景
子供向けのイベントのルアーペイントも大好評

来場者もいろいろなブースをしっかり見て回る事が出来ていた。ブースも多いため見どころも多く、来場者にとっても満足の高いイベントとなっていたようだ。

主催者インタビュー。「会場で聞いた話を自分の釣りに活かし、釣り場や釣具店にもっと足を運んで」

最後にフェスタの実行委員長に話を伺った。

「イベントの開催目的ですが、まず有名なアングラーさん、メーカーさんの熱い思いを北海道のアングラーに直接伝えられる場所が欲しいと思っていました。道内の皆様が来られるような、大きなイベントにしようと、昨年初めて開催させて頂きました。

お蔭様で反響もあったのですが、お客様からも『狭い、もっと広い場所でたくさん見たい』というご要望もあり、アクセスサッポロに会場を移しての開催となりました。この会場は使い勝手が分かっていますし、駐車場も1100台あります。釣り人は車を利用される方が多いので、この方が良いのではないかと思いました。

会場は、お客様に好きなメーカーの商品を思う存分見て頂けるよう心掛けて準備しました。また、トークショーをして頂ける方も、北海道の釣り人に向けて、今後の自分の釣りに活かせるようなトークをして頂ける方を中心に選ばせてもらいました。会場で聞いた話を自分の釣りに活かしてもらい、釣り場や釣具店にもっと行って欲しいという思いがあります。

サッポロルアーフェスタの会場風景
熱い釣りファンが大勢来場していた。釣り人の気持ちも更に盛り上がったはずだ

今回の手応えは、予想以上に良かったと思います。あれだけ多くの方が早朝から並んで頂き、勢いのあるスタートになって嬉しく思います。朝、並ばれていたのも、ハンドメイドルアーだけでなく、一般ブースが目当ての方も大勢並んでおられました。

次回については未定ですが、時期をずらして前向きに検討します。その際はご協力をよろしくお願い致します」。

関連記事 → 4000人の釣り人が集結!北海道初開催「サッポロルアーフェスタ2024」大盛況。ハンドメイドルアー販売に長蛇の列 | 釣具新聞 | 釣具業界の業界紙 | 公式ニュースサイト

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