公益財団法人日本釣振興会埼玉県支部は、9月14日(土)、埼玉県の幸手市営釣場神扇池において、「第46回初めてのさかな釣り へら鮒釣り体験教室」を開催した。
受講者は23名(男性16名、女性7名)。年齢は6歳から60歳までで、親子での参加が7割を占めていた。
当日は9月中旬にもかかわらず、午前中から強い日差しと高い気温で熱中症が心配されたが無事に開催出来た。
午前7時40分に受付を開始し、午前8時から開講式を行った。
開講式では最初に公益社団法人日本釣振興会埼玉県支部の岡田信義支部長が挨拶を行い、続いて幸手市営釣場神扇池の指定管理者である幸手市シルバー人材センターの小川昭行事務局長も挨拶を行った。
その後、司会より当日のスケジュールと連絡事項を説明し、受講者は5班に分かれた。各班の指導には、日本釣振興会玉県支部の会員とボランティアスタッフが当たった。
実釣前には釣り方をしっかり解説。初めてでも安心の釣り教室
桟橋に移動すると、班毎に座学を実施。釣り場のマナーや仕掛けの作り方を指導した。その後、受講者はスタッフの指導の下、ウキ調整、エサ作り、竿の振込等を学んだ。
ようやく準備ができたところで、実釣を開始。まず、エサ付けは時間がかかっても良いので、しっかりとエサを針に付けて、ウキのトップが毎回沈むことが大事だと指導。
続いて竿の振り込みだが、慣れないうちは思うようにいかず、投入ポイントより手前になってしまったり、エサが水面をたたいてエサが落ちてしまったりした。しかしながら、受講者は段々とコツを掴んで上手にできるようになっていった。
釣果も良好!笑顔溢れる体験教室
座学にしっかりと時間をかけているため、釣りの時間は約2時間弱と限られた時間だった。しかし、池のコンディションは良く、釣り開始早々に釣りあげた受講者もおり、全員釣果を得ることが出来た。
最後に竿や仕掛け、道具の仕舞い方を指導し、正午に事務所前に集まってもらい閉講式を実施した。
閉講式では、日本釣振興会埼玉県支部の瀧瀬顧問がお礼の挨拶をし、続いて幸手市シルバー人材センターの野本氏も挨拶を行った。受講者にはアンケートに答えてもらい、集合写真を撮り終了となった。
なお、猛暑にもかかわらず半数以上の受講者が午後も釣りを継続し、5枚以上釣りあげた人も多くいた。非常に釣果に恵まれ、笑顔あふれる体験教室となった。
【提供:日本釣振興会埼玉県支部・編集:釣具新聞】
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