シマノのアユ竿で、圧倒的な風斬り性能を誇る「ラシュラン」が、史上最高レベルの極細ブランクスになり、8年ぶりに新登場。
ラシュラン
極細になった背景は、8.5mという長さと、多くの竿は7、8本継ぎなのに対し、6本継ぎでの開発に成功したことにあります。
細く長いほど成型は非常に難しいですが、進化したカーボン成型技術によって製品化が可能に。
また、超細身の竿に不可欠な肉厚設計は、パワーと粘りにプラス要因となる反面、持ち重りは避けられません。しかし、8.5mという長さで操作性が向上し、無風時にも効果的なハイバランスを獲得しています。
そして、超細身設計かつ胴調子ゆえのクッション性能は特筆もの。圧倒的な引き性能を備える一方、オトリを泳がせる立て竿操作でもブレ知らず。全身の曲がりを活かした独創的なテンションコントロールを可能にしています。
風斬り性能においては、上の風速による手元に掛かる負荷の比較を見て分かるように、「スペシャル競FW85」と比較した場合、風速4mでほぼ同等の手元負荷となり、5mで逆転、6m以降になると「ラシュラン」は負荷が伸びにくくなっています。
釣りでストレスを感じるようになるのは風速4、5mあたり(8mでは釣りは困難レベル)ですが、「ラシュラン」の持ち軽さはデータ数値以上に際立っているそう。
品番 | 全長(m) | H表示 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 適合オモリ(号) | 適合水中糸(ナイロン・号) | 適合水中糸(メタル・号) | 本体価格(円) |
85 | 8.5 | H2.5 | 6 | 157 | 230 | 1.6 (0.7) | 24.6 | 0-3 (0-1.5) | 0.1-0.6 | 0.03-0.2 | 288,000 |
「こんなに風が強くても、ストレスなく釣りができるのか」と、実感するはずです。ぜひ、その風斬り性能を体感してください。
詳細は、シマノ公式ホームページまで。
関連動画