4月17日(月)、公益財団法人日本釣振興会東京都支部の「2023年度第1回定時役員会」及び「2022年度総会」が、東京都中央区八丁堀にある日本フィッシング会館8階会議室にて開催された。
総会の前に、14時から役員会が開催された。
冒頭、日本釣振興会東京都支部の常見支部長から挨拶が行われた。議事録署名人には鈴木役員が指名され、議事に入った。
コロナ5類引き下げに伴い、より活発な事業を
1・2022年度事業実績・決算の件については、事務局の秋元氏より報告。本田監査役による監査を受け承認されたことが報告された。
常見支部長からも補足説明があり、2022年度はコロナ渦の中ではあったが、計画の100%に近い事業を実施出来た。5月からコロナも5類に引き下げられるため、しっかり事業を行っていきたいという話があった。
2・2023年度事業計画・予算の件では、今年度はワカサギ発眼卵放流の事業は計画していない事が説明された。
また、23年度の釣り体験教室に関しては、6月に若洲海浜公園にて「親子釣り教室」、7月に旧中川で「ハゼ釣り教室」、9月に海の森水上競技場で「ルアーキャスティング教室」、10月にまる八で「アジ・サバ釣り教室」と、若洲海浜公園で「ファミリー釣り教室」、そして11月に若洲ゴルフリンクスにて「キャスティングにトライ」を計画していることが説明された。
ここでは、後援依頼が来ている「江戸前のハゼを食べる会」についても鈴木副支部長から説明が行われた。
3・2023年度役員案の件については、常見支部長から報告。
4・2023年度各事業別担当役員の件については、常見支部長から説明が行われた。ここでは、1人2回以上の事業担当を持つ事とし、2年間は同じ事業の担当を継続し理解を深めてもらう。そのため、今年度についても、基本的には昨年度と同じ事業を担当してもらうということが説明された。
5・2023年度役員会の日程について確認。
6・2022年度定時総会の進行について確認。
7・その他では、岡野役員から西東京釣具商組合の解散について説明が行われた。
日本釣振興会の重要課題も共有。今年度も釣り振興に尽力
15時からは「2022年度総会」が行われた。冒頭、島田役員から開会の挨拶が行われた。続いて、常見支部長から以下要旨の挨拶が行われた。
「日本釣振興会は1970年に発足し、今年で53年目を迎えます。昨年は、コロナ禍で延期になっていた50周年の記念式典等も開催出来ました。
コロナ渦により釣り人は増えましたが、ルールやマナーの問題でトラブルが発生し、釣り禁止になった場所が多くあります。当会としては、芸人のナダルさんに出て頂いたユーチューブ動画の制作・配信や、マナー看板の設置など対策を進めております。
もう1つの課題としては、近年、河川湖沼の小魚や甲殻類が減少した要因として、ネオニコチノイド系農薬の影響が指摘されています。簡単に解決出来る問題ではないですが、対策のための専門プロジェクトを作り、当会としても最重要課題として取り組んでいます。
東京都支部としては、今年度も事業を継続し、釣り振興に寄与していきたいと考えておりますので、よろしくお願い致します」。
次に、東京埠頭株式会社の鎌田係長より来賓挨拶が行われた。
続いて、本部の下山専務理事から挨拶が行われた。また、本部の人事として新たに加わった三村氏の紹介と淡水魚の減少等の対策チームのために加わった長岡氏の紹介が行われた。
「海の森水上競技場」でイベントも検討
議長には常見支部長が選任され、議事に移った。
1・2022年度事業報告承認の件、2・2022年度収支決算報告承認の件・監査結果報告についても報告が行われ、承認。
3・2023年度事業計画承認の件については、櫻井副支部長が説明。
ここでは、海の森水上競技場でのイベントについては昨年度初めて実施したが、今年度も実施出来るよう、指定管理者経由で東京都とも協議中であることが報告され、承認された。
4・2023年度収支予算案承認の件、5・2023年度役員承認の件、6・2023年度役員担当事業の確認についても報告が行われ、承認。
7・その他では、西東京釣具商組合の解散に伴い、東京都支部へ10万円の寄付が行われた。寄付金は、岡野役員から手渡された。
また、ナダルのマナー啓発動画等を視聴し、理解を深めた。総会は、小日向役員の閉会の辞をもって閉会した。
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日本釣振興会が制作・配信しているナダル出演のマナー啓発動画はコチラ ↓↓