3月11日(土)、12日(日)、河口湖で「第1回全釣り協わかさぎ釣りフェスタ」の決勝大会「DAIWA CUP」が開催された。主催は一般社団法人全日本釣り団体協議会。
第1回全釣り協わかさぎ釣りフェスタは、今回が初開催となるワカサギ釣りの全国大会。
昨年11月に行われた芦ノ湖大会を皮切りに、全国9会場で予選大会を開催。ドーム船またはボートで競技を行い、釣りあげたワカサギの総重量で競った。
決勝大会「DAIWA CUP」には、それぞれの予選大会を勝ち抜いた13名が駒を進めた。
選手の予想に反し、群れの釣りから拾い釣りへ。結果はいかに…?
河口湖は全国屈指の爆釣レイクであり、ハイシーズンは20束、30束も狙えるフィールドだ。今シーズンも2月に3845尾の釣果が出るなど、全国のワカサギファンの注目を集めている。
参加者も群れ対策の道具立てをしている選手が目立ったが、大会1週間前くらいから群れは減少傾向となり、大会直前には拾い釣りで釣果が出ていた。
この状況は群れの釣りを想定していた選手達には誤算であり、状況の変化に気づいて2日目からアジャストする選手も多かったが、初日から状況をとらえ、2日間共に安定した釣果を出した岸竜一郎さんが河口湖代表の力を見せつけ優勝した。大会の結果は以下の通り。
順位 | 名前 | 代表地区 | 1日目総重量(g) | 2日目総重量(g) | 総重量(g) |
1 | 岸竜一郎 | 河口湖 | 1,238 | 739 | 1,977 |
2 | 長縄彰太 | 入鹿池 | 894 | 814 | 1,708 |
3 | 大川政樹 | 山中湖 | 680 | 736 | 1,416 |
4 | 鳥羽守 | 河口湖 | 701 | 648 | 1,349 |
5 | 稲山達也 | 入鹿池 | 764 | 575 | 1,339 |
今回の大会では競うことはもとより、選手たちはドーム船の各所で釣り談義に花を咲かせ、フィールドや道具の違いなど情報交換の場ともなっていた。
全国のワカサギ釣り熱を感じられる大会となっていた。
当日の様子は、全釣り協わかさぎ釣りフェスタ公式ホームページからも確認出来る。