(公財)日本釣振興会大阪府支部では、2021年12月4日(土)、府内の3カ所の釣り場で水辺の清掃活動を行った。
協力は、大阪釣具協同組合、大阪府釣り団体協議会、大阪府釣りインストラクター連絡機構、フィッシングエイト。
実施場所は、大阪南港船溜り、大阪北港舞洲の常吉大橋周辺、夢舞大橋周辺の3カ所で、約20社(団体)から合計125名の参加者で行われた。
当日の天気は晴れ、風が強く寒い中、早朝から参加者が集まった。
8時半過ぎ、夢舞大橋では橋本支部長から、参加者へのお礼と、水辺の環境保全は日釣振の事業の柱の1つであるということ、コロナ禍で釣り人が増え、ゴミ問題が原因で釣り場の減少が起こっていること、また、「釣り場を守るためにも清掃活動に力を入れていきたいです」といった内容の挨拶が行われた。
続いて、事務局の太井氏からゴミの分別についてや、マスク着用の上ソーシャルディスタンスを保ち清掃を行ってほしいとの説明がされ、清掃開始となった。
今回ゴミの回収量が最も多かった夢舞大橋の周辺は、足場も良く駐車場も釣り場の目の前にあり、釣り人にとっては快適な釣り場である。
しかし、清掃時には大量の空き缶、ペットボトルの他、釣り具のパッケージやロッドケースなど、釣り人が投棄したと思われるゴミが大量に落ちていた。
水辺だけでなく駐車場や周辺の歩道にもゴミは散らばり、中にはゴミ捨て場と間違われているような量のゴミが投棄されている場所もあった。
参加者は各清掃場所で約1時間清掃を実施し、3カ所合計で約1tのゴミを回収した。
釣り人へのマナー啓発も引き続き必要だ。