「海釣り公園の設置は、2025年の万博までには何等かの形にしたい」
この海釣り体験を視察に来ていた、泉大津市の南出賢一市長に話を伺った。
「今年で海釣り体験も3年目となります。3年目で定着もしてきましたし、ノウハウも蓄積されてきたと思います。泉大津市は来年、市制施行80周年を迎えますから、この海釣り体験も、もう1つレベルを上げて、盛大に出来ればと考えています。
泉大津フェニックスでは10月から水質の浄化実験も行っています。その効果もあってか、魚が根付いたり、魚が寄りやすくなっており、釣果も更に良くなるのではないかと期待しています。
海釣り公園の設置時期ですが、2025年の万博までには何等かの形にしたいという方針は変わっていません。有難い話ですが、関係者とも良好な関係が出来ており、釣り公園を設置していくというコンセンサスは取れていると思います。
フェニックス全体で言うと、まず、釣り公園が設置出来ればと思っていますし、北側に関しては企業誘致も進めています。都市部の中で、海や自然に触れられるゾーンを作りたいですし、フェニックスの有効活用の中でも、海釣り公園の設置は1つの大きなキーになると思います。
毎年、少しずつレベルアップしながら、社会実験を積み重ねて海釣り公園設置に向けて進んでいきたいと思います」。
ここ数年、釣りを観光資源と捉え、地域振興に活用される事例が増えている。地方に限らず、都市部やベイエリアの活性化にも釣りは大いに役立つ可能性を持っている。
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