5月30日の「ごみゼロの日」に、(公財)日本釣振興会神奈川県支部、(公財)日本釣振興会本部、(株)タカミヤ、(株)ヤマリア、ポイント横須賀大津店・横須賀佐原店の方18名が集まり、神奈川県横須賀市にある大津港護岸遊歩道で清掃活動を行いました。
横須賀市内では釣りが認められているところが3カ所ありますが、この大津港護岸遊歩道はそのうちの1つです。
4月に横須賀市役所港湾管理課を訪問した際に、釣り人によるゴミ放置について指摘を受けた場所です。
当日は10時に現場に集合。釣りをしていた方にはゴミ持ち帰り袋を手渡して、この釣り場が閉鎖されないよう、ゴミの持ち帰りをお願いしました。
また、ここはコマセを使う釣り人も多く、この日もわずかですがコマセが残っている場所がありました。こうした場所は持参したデッキブラシを使用してコマセを洗い流しました。
釣り場にはゴミはあまりありませんでしたが、釣り場の入り口脇にあるフェンスには、ゴミが入ったビニール袋がいくつも縛り付けてあり、釣り場に入る階段下にはカンなどのゴミが放置されていました。
またフェンス周りには雑草が茂っていたので、伸びた雑草もきれいに抜き取りました。
釣り場がこれ以上閉鎖されないよう、清掃活動やマナー啓発等が一層必要
1時間の清掃で、40リットルのゴミ袋で19袋分のゴミが集められましたが、釣り場のゴミはそのうちの2袋程度で、残りは雑草でした。
なお、現在、横須賀市とはこの遊歩道に日本釣振興会のマナー啓発看板を設置する交渉をしております。
全国で釣り人によるゴミ放置が問題となっています。このままゴミの放置が続けば、管理者が釣り場を閉鎖してしまうこともあります。
日頃から釣り場の管理者とは連絡を取り合い、釣り場が閉鎖されないよう定期的に清掃活動を実施したり、マナー看板を設置し釣りマナー向上の啓発をするなどの活動が求められています。
【提供:日本釣振興会・編集:釣具新聞】