(株)がまかつの鯛ラバ製品「桜幻鯛ラバーQシリーズ」が「令和2年度ひょうごNo・1 ものづくり大賞」を受賞した。
同賞は「兵庫県内に集積した物づくり企業の優れた技術や製造物を選定し、県内外に発信することにより、企業の研究開発意欲の促進を図ると共に、一般への知名度を向上させ新たな市場開拓につなげるなど、県内の物づくり企業の活性化を図る」という趣旨で、兵庫県産業労働部により制定されている。
今回、「桜幻鯛ラバーQシリーズ」の優位性が高く評価され、並み居る強豪を抑えて見事にトップの座を射止た。
競合を抑えて釣り具メーカーの製品が大賞を受賞
桜幻鯛ラバーQシリーズの受賞理由
「疑似餌で真鯛を狙うレジャーフィッシング用高性能ルアー」
①樹脂3Dプリンターの活用により金属製のオモリと疑似餌を接続する樹脂製部品の形状を最適化し、魚の加重により分離する半固定式の実用化に成功。真鯛専用のルアーとして製品化。
②魚へのアピールが強い固定式と釣鈎が外れにくい遊動式の両者の長所を併有されている。
テスター、遊漁船船長、社外技術者、強力会社など関係各位に感謝
今回の受賞を受けて、がまかつは以下の通りコメントしている。
「真鯛釣りに特化したブランド「桜幻(おうげん)」を立ち上げた当初から、テスター、各地の遊漁船の船長、社外の技術者様、協力会社様と力を合わせて開発、製造を進めてきました。
このたび、大賞を受賞することが出来たのもその方々のご協力の賜です。
真鯛は祝い事にも欠かせない、日本人に広く愛されている魚です。その魚を多くの方に手軽に釣っていただけるように今後も開発を進めていきます」。